∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『バットマン:ホワイトナイト』 #4 感想

#3でそれぞれの方向性がはっきりしてきて、ネオジョーカー+マッドハッターに出し抜かれたネイピア陣営がやや不利かといった状態。


冒頭、ゴッサム市警を辞めたデュークがネイピアを市議会銀候補に担ぎ上げたデモの護衛に向かうゴードン。ネイピアのアジ演説に対決姿勢をあらわにするブロックとデューク、バットマンとネイピア。バットマンの行動は完全に裏目に出て、ニュースもネイピア賛成派の意見を流す。

自ら警察に連行されたネイピアはバットマン損害基金(#3の冒頭でネイピアが手に入れた書類の中身)を「ゴッサム・テロ・オプレッション(GTO)」の設立に使う案を出す。バットマンを含むヴィジランテにもGPSとカメラの携帯を義務付け、これまでの警察とのなあなあな関係ではなく、法規を守らせる行動をとらせるという。ネイピアの案に感心して一夜を共にした二人。結婚を申し込むハーリーンとそれを受けるネイピア。

一方ゴッサムの街をヴィランを再洗脳して手先に使ったネオジョーカーがゴッサム市警を襲い、データを盗み出す。バットファミリーによって制圧されるが、GTOをめぐって対立するバットマンとゴードン。ネイピアとハーリーンの家をネオジョーカーが襲う。ネイピアにジョーカーに戻るように脅迫するが、ネイピアは

  • 犯罪ではなく、政治的に街を掌握すること
  • 「本物」のハーレイ(=ハーリーン)と離れる気はないこと

をネオジョーカーに告げる。ジョーカーに戻らないネイピアにガッカリしたネオジョーカーは一時撤退を決める。

ゴッサム市警屋上に呼び出されたバットガールナイトウィング。待ち受けていたのはゴードンとネイピア&ハーリーン。ネイピアはGTO計画をバットガールナイトウィングに告げ、参加を促す。

マッドハッターが待つアジトに戻るネオジョーカー。ここでネオジョーカーのオリジンが語られる。本名マリアン・ドリューズ。ジョーカーが強盗に入ったときの銀行員で、ハーレイのふりをするうちに情が湧いたという話。オリジンを話すうちにゴッサム市警から強奪した情報の中に何重にもロックがかかった情報=Mr.フリーズの情報が解き明かされる。Mr.フリーズの父親がナチスのSS士官で、ウェイン夫妻(バットマンの両親)と交友があったという情報だった。


#2から登場していたMr.フリーズとウェイン家のつながりが明かされた今回。街はネイピアの支持に回っていく中、孤立していくバットマンバットマンもアルフレッドが生きていれば大分受け入れることもできたのでしょうが、そのための#3での埋葬ですしね。しかし、ネオジョーカーはジョーカーを呼び起こすことを宣言してますし今後どうなっていくのかといったところですね。