邦訳アメリカン・スーパーヒーロー・コミックスアドベントカレンダー2013 16日目 - 8月その1
バットマン:梟の夜
バットマン:梟の夜 (ShoPro Books THE NEW52!)
- 作者: スコット・スナイダー,グレッグ・カプロ,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2013/08/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- ストーリー :☆☆☆
- アート :☆☆☆
- New52のナイトウィングの設定説明度:☆☆☆
『梟の街』手前でバットマン関連誌でのタイイン集を集めた形式。New52のナイトウィングの先祖の話、女型のタロンの登場など後につながる展開もあれば、この話のためにゴッサムに戻ってきたレッドフード&アウトローズのような話もあってバラバラ。あえて言うなら『梟の法廷』で捕縛したタロンが先祖で、自身もタロンにされるように訓練されていたというナイトウィングの話がメインでしょう。
バットマン誌自体は『梟の法廷』から続いているのでアメコミのイベント進行の技法としてのタイインをしってもらうための一冊でしょうか(ヴィレッジブックスの『シビル・ウォー』シリーズもありますが、あれは通販限定なので……)。
スーパーマン:ラスト・サン
- 作者: ジェフ・ジョーンズ,リチャード・ドナー,アダム・キューバート
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- ストーリー :☆☆☆
- アート :☆☆☆
- 地球にクリプトナイト多過ぎ度:☆☆☆☆☆
ライターはジェフ・ジョーンズとリチャード・ドナー。アートはアダム・キュバート。
クリプトン星人の子供が現れてクラークとロイスの養子にする話。ラリー・ニーブンの『スーパーマンの子孫存続に関する考察』ではありませんが、クラークとロイスの間に子供をもうけることはできないのでコウノトリからの授かりものといったところです。
そして訪れる敵。対抗するのはクリプトナイトで武装した地球人たち。と、この辺りどうしても決定打が決まっている都合上戦闘のパターンは決まってしまいますね。
スーパーマン:アクション・コミックス vol.1
スーパーマン:アクション・コミックス Vol.1 (DC COMICS)
- 作者: グラント・モリソン,ラグス・モラレス,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2013/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- ストーリー :☆☆☆☆
- アート :☆☆☆☆
- ルーサーの頭以外が輝いているのは『アクション・コミックス』1号だけ!度:☆☆☆☆☆
ライターはグラント・モリソン。アートはラグス・モラレス。DCコミックスのリランチ後の世界に初めて現れたスーパーヒーローは田舎から出てきたTシャツGパンのイモだった!?
田舎のスモールヴィルから都会のメトロポリスに出てきた青年、クラーク・ケントがスーパーマンになるまでの話。最初はTシャツにGパンにケープというコスプレ自警団スタイルですが、最期にはNew52スーツに。
ライターがグラント・モリソンだけあって過去のスーパーマンの要素を随所に再構築した作り。ゼロからスタートですが詳しく知っていればより楽しめる構成になっています。
ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト
ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト (ShoPro Books)
- 作者: マーク・ミラー,ジョン・ロミータ Jr.,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2013/08/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- ストーリー :☆☆☆
- アート :☆☆☆
- もちっとましな洗脳解除方法はないのか度:☆☆☆
ライターはマーク・ミラー。アートは ジョン・ロミータ Jr.。『キック・アス』のクリエーターコンビ。