歴代キャプテン・アメリカについて - 映画『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー』こぼれ話
映画『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー』公開まで原作のちょっとしたネタを書いていこうと思います。予告編に出ている程度の事実は書いているので、ネタバレになったらごめんなさい。
今回は歴代キャプテン・アメリカについて、過去の出版上の経緯は省略して歴代キャプテン・アメリカを物語中の登場時系列に並べると
- 初代:スティーブ・ロジャース
- 二代目:ウイリアム・ナスランド/スピリット・オブ'78
- 三代目:ジェフ・メイス/パトリオット
- 四代目:ウイリアム・バーンサイド/グランド・ディレクター
- 五代目:ジョン・ウォーカー/USエージェント
- 六代目:バッキー・バーンズ/ウィンターソルジャー
の6人。
初代、二代目、三代目が第二次世界大戦でインベーダーズとして活躍し
- 初代:行方不明。戦後にアベンジャーズによって回収されて復活
- 二代目:初代が行方不明になったことを受けて二代目に。戦死
- 三代目:二代目が戦死したため三代目に。殉職
となる。回想シーンだけの登場だが、先日邦訳が発売された『キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー』
キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー (ShoPro Books)
- 作者: エド・ブルベイカー,スティーブ・エプティング,堺三保
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2011/09/29
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にも二代目と三代目が登場する。
戦後に超人血清を作って四代目が赤狩りをして復活した初代と対決して四代目は封印。
その後、政府の方針と対立したスティーブ・ロジャースがキャプテン・アメリカを引退し、ジョン・ウォーカーが五代目に。結局誤解は解けてスティーブがキャプテン・アメリカに再任。五代目は初代がキャプテン・アメリカを辞めた時期のコスチュームをまとって、USエージェントを名乗る。USエージェントは先日邦訳が発売された『シビル・ウォー』
- 作者: マーク・ミラー,スティーブ・マクニーブン,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
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で、超人登録法に反対してカナダに渡ったヒーローの中の一人として登場。そのため、USエージェントなのにカナダのアルファ・フライト所属というよく分からない状態に。
『シビル・ウォー』の後にキャプテン・アメリカは暗殺。後任にクリント・バートン(ホークアイ)の名前も挙がったが、初代キャプテンアメリカのサイドキックだったバッキー・バーンズが6代目に。この辺りの話は10月、11月に邦訳が発売されます。
その後なんやかんやあってスティーブが復活。スティーブ不在時のバッキーの成果を鑑みて、スティーブはキャプテン・アメリカに復帰せず、本名のスティーブ・ロジャースで活動することに。
今年(2011年)のクロスオーバーイベント『フィアー・イットセルフ』にて六代目キャプテン・アメリカ、バッキー・バーンズが死亡(多分また復活する)。スティーブがキャプテン・アメリカのコスチュームに戻った、という状態。
まとめると
- 初代:現・キャプテン・アメリカ(映画のキャプテン・アメリカもこの人)
- 二代目:死亡
- 三代目:死亡
- 四代目:凍結
- 五代目:カナダに亡命して別名でヒーロー活動中
- 六代目:死亡
という状態。これ以外にスティーブとは別系列で超人血清の投与されたアイゼイア・ブラッドレイが「黒いキャプテン・アメリカ」と呼ばれ、息子のジョサイアX、孫のパトリオット(三代目キャプテン・アメリカとは別人)がそれぞれ能力を受け継いでいます。