『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第2話 1クール(2/13)
○四人のシャア
ようやく四人のシャアが全員出揃いました。ここでもう一度整理してみると
といった役柄でしょうか。前作である『SEED』からの関連で言えばネオとムウで、レイとクルーゼというつながりもあります。ネオはガンバレルのMAに乗っていてレイはニュータイプ反応(?)起きてました。アスランを除いた三人はOP通り遺伝子的な関係があるようです。
ガンダム界で偽名を名乗っている人はすぐに正体がばれるというのはお約束ですが、アスランの正体もばれました。偽名名乗って数分経っていません(偽名の意味が……)
○本編
本編の流れは
- インパルスVSアビス・ガイア・カオス
- 宇宙でも戦闘開始。連邦の戦艦圧倒的。
- インパルス側にザクファントム2機参加
- ガイア、ザクファントム(ルナマリア機)戦線離脱
- ネオ出撃。ガンバレル使用
- ミネルバ出港。アスランの正体がばれる。
1について、『SEED』でのオーブ侵攻での連合3機*1とフリーダム、ジャスティスの戦闘とほぼ同じ構図。そこで前作との比較のため38話「決意の砲火」〜40話「暁の宇宙へ」を見直してみました。……意訳すると
「訓練を重ねた連邦三人組よりも即興のアスキラコンビの方が強いよ」
ということでしょうか。ですが、今作流石に片方がザクではガンダム3体には勝てません。
2について、ザクに続いてヘビーガン(『機動戦士ガンダムF91』に登場)というかレイズナーもどきが連合側に登場。黒いダガーは宇宙での擬装用なのか、はたまた『機動戦士Ζガンダム』のティターンズカラー*2でしょうか。ザフト側はザクではなくゲイツが配備されていました。ザクって『ファースト』におけるグフかドムくらいの扱いなのでしょうか、ゲルググってことはないと思いますが。そこはまだ良く分かりません。
3について、ようやく3対3になります。アスランの載っていた量産期とは大幅にスペックが異なる模様。特に白ザクは同じザクとは思えません。それにしてもレイのアップはミリアルドにしか見えません(笑)
4について、「死」と言う言葉に対してステラの伏線が張られている様子。しかし、わめきはじめてからのステラは『SEED』のフレイにしか聞こえません(笑)三人もやってるとそりゃ、無理だよなー。後、シルエットシステムは前作の換装システムと違って装備を切り替えたことによる充電は無い様子。
5について、『SEED DESTINY』ではスペシャルエディションのほうの世界を受け継いでいるのか、はたまた、前作のバルトフェルドのように「生きてたのかよ!」の世界なのか(笑)
6について、艦長の声が局所的にキシリア閣下に聞こえます*3おまけにカガリ迂闊にアスランって呼びすぎ。普段アレックスって呼んでないんでしょうね。数分前にアスランが偽名名乗ったばかりなのに。偽名の意味が……。
全体的な感想としては『SEED』38話〜の舞台全体としては動いているのだけれど、主役機が敵と決定打を与えられない状態で毎回ドローになる状態と似た印象。これがあまり続くと前作で起こった、戦闘が延々続いていて大勢が書ききれていないまま話が進むという状態になりそうですね。
後、延々と謎のままのNTになる条件。個人的にはナチュラルとコーディネーターのハーフの中に発生する先祖還り現象だと思っていますが(ムウは父親が「出来損ない」と言っていた事から、高い能力を持った子供が生まれることを期待してコーディネーターに産ませた子供なのでしょう。クルーゼは不完全なコーディネーターですから同じような常態かと)今作でこの謎は明かされるのでしょうか。種割れの条件やクジラ石など、未解決のままほっぽりぱなしのものも解決するのでしょうか?とりあえずは1クール見届けることにします。