『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第1話 1クール(1/13)
○アバン
ほぼ前作とストリーミングサイトで公開されているゼロ・アタックとファースト・アタックの使いまわし。台詞がきっちり入ってるといった程度です。特に目だった新作カットは無し。しかし、前々から用意してあるだけあって作画は丁寧だと思います。SEED特有の泣き声は未だ慣れませんが。
○OP(第1期:『ignore』TMRevolution)
激しくネタバレと有名な種のOPでしたが、今回もやってくれます。構成としては前作の第4期OPと同じようなカット割。前作OPからの使いまわし有り。気になるところは以下の点
- 今作もあくまでアス×キラらしい。
- OP見る限りではキラの憂う表情がMAXでOPだけでキラきゅん祭りが起きそう。アスランの真意はキラが出るまで不明。
- 今作もシャアキャラは関連付けされている。
- ストライク・ルージュのストライカーパックがMSV(雑誌などで展開されていた番外編)で出ていたものになっていた。
- 同じCD:平井久司の『蒼穹のファフナー』に比べてセックスアピールが激しい。
- つまり女性陣がエロい
- イザークとディアッカの前作からの変化
- それぞれ青ザクと緑ザク。イザークは白を着ている(佐官クラス)が、ディアッカは緑(一般兵?)になっている。
- ザクの方がデュエルやバスターより強いのか?前作でデュエルもバスターも大破まではしてないしNジャマーキャンセラーを使ってない機体なので条約違反ではないのに破棄したのか?
- 今作もCV:桑島法子のキャラは主人公とくっつくのか
- OPで裸の付き合い(笑)をするキャラがくっつくのは『SEED』のお約束、CVで展開が読めると言うのもお約束。
- 使いまわしの関係なのかフリーダムとジャスティスが健在の様子。
- しかし、フリーダムの方はその後のカットでも登場
- 前作でムウとクルーゼがつばぜり合いをしていたカットが新旧主人公同士でのものになっている。
- しかもキラの機体はフリーダム。あくまでキラ最強を貫くのか?
○ED(第1期ED曲『Reason』玉置直美)
前作第1,2期EDと同じ横スクロールの荒廃した戦場に登場人物がたたずんでいるという様子。ここで気になること
○本編・感想
まず、前作放送終了後の私の予想は半分以上外れてました。出来れば当たって欲しくなかった設定の『Ζ』化は大当たりでしたが。機会を見て私の脳内1話をアップしてみようかと思います。話の流れとしては、
- アバンで前作での主人公の様子
- 本編で現在の状況説明
- ガンダム強奪
- 主役機登場
という無難な作りで、ガンダムを見ている上で非常に理解しやすい作りになっています。本編の一番の印象と言えばシャア似の人が非常に多かったことでしょうか。
- デュランダル議長 …CV:池田秀一。シャア本人。
- アスラン・ザラ …福田監督談「アスランがシャア」(情報元:『語ろう!シャア』)なので今回はクワトロ的役割
- レイ・ザ・バレル …デュランダルとのカット割を見ると関係者。外見がミリアルド・ピースクラフト、中身はラウ・ル・クルーゼ
- ネオ・ロアノーク …仮面。シャアと言うよりゼクス(中の人)
今回メインだったのはデュランダル議長。腹黒そうです。プラント現最高評議会議長なら前議長の息子であるアスランと面識が無いとは考えにくいのですが、そこの部分は保留。ラクスの婚約者としても知名度ありそうですが見事にスルー。
次にガンダムの配備状況について。今回の舞台が新造艦の進水式の現場だということがカガリの台詞から分かるのですが、どうして艦内に新型ガンダム全部を配置していないのでしょうか。運用状況を見せる意味があるとも思うのですが。台詞回しを考えると戦争を再開させるためにわざとガンダムを強奪させたようにも取れると思うのですが。
議長の台詞中にカガリに対して「盟友」という言葉があったことからザフトはオーブと同盟関係らしいのでオーブも巻き込まれるでしょうし。やはり腹黒そうです。
一方アスランですが、キラブリッジ大佐というイメージから離れればまだマシな人でした。アスランが何かとストレートすぎるカガリを諌めるシーンなどは常識人でしたし、アスランひいき(あのヘタレ801臭が更正してくれるなら)私としては嬉しいですが。前作でアスランが政治に絡んでいけば映像的な派手さはありませんが、それまでのガンダムとの差別化が図れたと思うのですが。
後、アスランがステラ(CV:桑島法子)を見ていたところは単に気になったのかラクスのことを思い出したのか良く分かりませんでしたが、まさかフレイが憑依(笑)しているのに気づいたのでは(笑)今作ではモロにクワトロ役のようですが、寝取られとか*1「まだだ、まだ終わらんよ」*2は止めて欲しいものです。キレて隕石落とすきっかけになるのも止めてください。*3
下の二人は今回目立った活躍がありません。と、言うか変態仮面は本編には出てきませんでした。
他には初回で丁寧だったこともありますが、主役機インパルスの合体シーンはファースト・アタックで見ていたとはいえ、実際、ちょっと長め。と、いうか合体させる理由に乏しい気がしますが。『V』のように量産機でパーツが取替え可能であれば必要性があるのもうなづけますが。合体シーンバンクになるのでしょうけれど前作の回想シーンと同じように尺稼ぎと言われないことを祈ります。合体最中の攻撃禁止は今更誰も突っ込まないよね(笑)*4ガンダム強奪を様式美(笑)だと思えば十分楽しめます。まあ、5話くらいまでは様子見かなぁ。