Marvel Unlimited 1月無料分 その1
Uncanny Avengers(2012) #1
Avengers vs. X-Men直後から開始。プロフェッサーXの葬儀。ルビークォーツの牢獄に入っているサイクロプス(AvX Consequenceで一般房に移されているのでそれより前)に会いに来るハボック。ハボックを連れて行くキャプテン・アメリカとソー。プロフェッサーXの墓前でスカーレットウィッチとローグが言い争っている間にプロフェッサーXの遺体がレッド・スカルの部下に強奪され、脳が摘出されてしまう。レッド・スカルは脳を摘出して洗脳ができるようで、物語冒頭で同じ施術をされていたアバランチが街で暴れていた。
ジョン・カサディの絵だとウルヴァリンやプロフェッサーXがキレイな顔してて違和感あった。後、リアル寄りの絵なので外科施術シーンはちょっとグロい。後は好みの問題だけどハボックのコスチュームが最初期に戻っていてカッコよくない。ハボックに限らずMarvel NOWのコスチュームチェンジ、描く人によってカッコ悪い方向への振れ幅が大きい気がします。
A+X(2012) #1
Avengers vs. X-MenのタイインにあったAvsXの逆でアベンジャーズとX-Menから一人づつキャラクターが登場して協力する話。1号で2組収録。今回は1組目がキャプテン・アメリカ&バッキー(第二次世界大戦中)とケーブル。2組目がハルクとウルヴァリン。
冒頭のQAで
Q. で、この話って本編と整合性とれてるの?
A. 細けえことは気にすんな!どっかでそういうことがあったってことにしろ!もう十分わかったろ。とにかく読め!
とかなんとか書いてあってAvsXから引き続きのシリーズだとよく分かります。
前半は第二次世界大戦中にワープしてきたトラスクがナチスにセンチネル提供している現場をキャプテン・アメリカとバッキーが目撃し、未来から来たケーブルと共に破壊する話。
戦いの後、ケーブルが「未来のことは教えられない」と言うものだからキャプテン・アメリカが「君を見てれば僕らが勝ったことは分かるよ。君はドイツ語じゃなく英語をしゃべってるからね」と返し、ケーブルもドイツ語で「さようならキャプテン」と返すのがまあ、ジョークですかね。
後半は冷蔵庫の残り物でケンカになっていたハルクとウルヴァリンが年老いた自分たちに襲われてわけも分からないままに追い返すと背後にはレッド・ハルクの姿が。老ハルクはアニメの『ネクスト・アベンジャーズ』で見た感じで、ウルヴァリンは鉄板で今年映画が公開予定の『Days of Future Past』のスタイルでした。
FF(2012) #1
Fantastic Four(2012) #1の続き。地球を留守にすることになったファンタスティック・フォーはその間の自分たちの代理を選ぶことにした。Mr.ファンタスティックは二代目アントマンことスコット・ラング。インビジブル・ウーマンはインヒューマンの女王、メデューサ。ザ・シングはシーハルク。ヒューマン・トーチはFantastic Four(2012) #1でナンパしてたミス・シング。
アントマン以外は割合すぐに代理を引き受けてくれるものの、アントマンはAvengers: Children's Clusade(2011)で娘のスタチューを失ったことなどがあり、心中複雑。というかこの新FFパワーバランス良くない気がします。素早さタイプが一人もいない気が……。
Thor: God of Thunder(2012) #1
当時評判が良かったものの特に買う機会もなく今に至ったソーの個人誌。個性と言えば個性なのですが、アスガーディアンの人々のセリフはフォントが読みにくいんですよね……。本編は過去、現在、未来の3つの時系列で話が進行。
過去編は思慮の足りない乱暴で呑んだくれな神様でムジョルニアを持てるはずもなく、武器は大きな斧。ここから色々痛い目に遭って学んでいくんでしょう。現代編は多少成長してムジョルニアが持てるようになったものの、酒を進められると飲まざるをえない感じ。コスチュームがMarvel NOWのものに変わっています。未来編はヒゲを蓄え、父オーディンのように隻眼になって荒廃した世界で戦っている。
三分割されているのでそこまで話が進むでもなく、導入パートといったところです。