感想
灼眼のシャナ
今回を見てようやくどういう状況設定で先週の話が展開されているのかが分かった。フレイムヘイズでも深入りするとニューヨークであったような目に遭ってしまうのに、ましてや君たち普通の人が、という話だったのか。話自体は新入りが初陣でうまく行き過ぎて増長した結果、死んでしまったという話だった。で、時系列が現代に戻って、何か変な事態が起こった、ということは分かりました。
ウルトラセブンX
犯人はあいつだ!→いや、違う、そうだとすると○○がおかしい→犯人には双子の兄がいたんだ。というミステリーチックな話でした。今回はちょっとオチが見えるのが早かったような気がします。
機動戦士ガンダム00
ソレスタルビーイングVS人革連の話。具体的にはスメラギVSセルゲイの読みあいで、スメラギがまずは1敗。その後にものものしくセルゲイの紹介があるのですが、スメラギの能力がどのくらいなのかを量りかねるので、セルゲイの戦術能力もよく分からないところ(もちろん、強敵ですよという演出は伝わるのですが)。今までの作戦はなんだかんだ言ってガンダムの圧倒的な力があってこそなので。地の力の勝負というところが見えてませんでしたし。後、スメラギは教授の下にいただけあって、教本は全部覚えてるタイプなんだ。
今回、ロックオンがことごとく死亡フラグを立てていたのだけど(フェルトと仲良くなったり、過去の話*1をし始めたり)今回はいったん保留。フェルトは第二世代ガンダムマイスターの子供らしい。このあたりの事情はHOBBY JapanのOO外伝読まないとわからなそう。
作劇に制約がかかるせいもあって、キュリオスとヴァーチェが推定360秒で戻ってくるという部分はタイムリミットバトルにはならなかったけれど
など、戦闘の緊張感の演出はよかったと思います。
後はアレルヤの「俺はお前を知っている」は強化人間の反応っぽいなぁ、とか。次回予告でティエリアが大変なことになっていたとか。
電脳コイル
最終回。4423はイサコ自身のカルテナンバーで、ヤサコとイサコが幼少期に見た4423はイサコの心の治療のためにコイルスが作った存在。ヤサコはコイルスのディバイスだったデンスケの力で4423と出会ったという話でした。
ヤサコの言葉には今回色々ドキッとするものがありました。俺がお前で、お前が俺での状態なので、二人が互いにかけている言葉は自分自身への言葉でもあるわけですが。イサコは二人の関係を「同じ道に迷った仲間」と称していましたが、まさにその通りですね。
後、幼年期の終わり(クラークの小説ではありません)の象徴としてのあっちの世界(異界)への憧憬や都市伝説とのお別れ、及び中学生になるというのはいい締めくくりだったと思います。子供のころ(小学生)にあった少し不思議な世界や物事と分かれて、大人(中学生)になるという描き方は『FLCL』もそうだったなぁ、と思いました。
*1:やっぱりテロで両親殺されていたという設定でした。刹那の過去を知ったらどうなるのだろう。