TV版『新世紀エヴァンゲリオン』から10年
『新世紀エヴァンゲリオン』(以下『エヴァ』)のテレビ初回放送(1995年)から今年で10年目。2005年3月号の『ウラBUBKA』で
「エヴァンゲリオンって結局なんだったの?」(情報元:しゃあぽ)
という特集をしているらしい。
個人的なことを言うと、当時はテレビ東京放映圏外に住んでいたので本編を通して見たのは既に劇場版2作目が公開されていたころだった。やたらと裏本*1のようなものが出ていた記憶はあるものの、年が年だったせいか社会現象と言われるほどのものになっていたかは実感が無い。当時の友人は大抵アニメやゲームに関心があった人間しかいなかったので、話をしないわけではなかったのだが、劇場版を見て文字通り話が完結してしまった。
もちろんその後、まったく『エヴァ』の話をしなかったわけではない。親友との始めての会話が『エヴァ』だったりと、それなりに重要なものだったのには変わりがないのだが、何故あれほど熱狂的だったのかは未だもってよく分からない。
加えて、当時からリアルタイムで見ていた人から取り残された感じがあったのを覚えている。私が『エヴァ』を知った頃には彼らにとって『エヴァ』は終わったものだったのだから。*2
しかし、他方で「イマサラ」といった感じがするくらいキャラクターやゲームや漫画は続いている。*3一体これはなんなのか。
『ウラBUBKA』(と、いうか『BUBKA』も名前を知っているだけ)は読んだことはないので雑誌自体がどんなのかは知らないので内容がどうなるかは分からないけれど、竹熊健太郎氏や滝本竜彦氏、本田透氏(最近この方イベント主催回数とかすごいなぁ)なんかが執筆しているので、当時蚊帳の外だった自分にとってはなにか分かるかもしれません。が、自分の中で『エヴァ』は10年という時間を置いて沈静化したのではなくて、劇場版で一気に沈静化したので買うかどうかは微妙ですが。