∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

邦訳アメリカン・スーパーヒーロー・コミックスアドベントカレンダー2013 9日目 - 4月その2

アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー

  • ストーリー               :☆☆☆★
  • アート                 :☆☆☆★
  • スパイダーマンの心境の変化がよく分かる度:☆☆☆☆☆

Amazing Spider-Man #532-538を収録。『ロード・トゥー・シビルウォー』の続きのエピソード(直接続きではないけれど)ということもあって引き続きライターはJ・マイケル・ストランジスキー。アートはロン・ガーニー。

スパイダーマンが好きなので評価にかなり贔屓が入っていますが、今回のシビルウォーの中で本命作品。カバーアートがどれも好きなのですが、#536が一番お気に入り。アイアンスパイダーとスパイダーマンの半々のコスチュームにそれぞれ超人登録法賛成派と反対派が奪い合う絵。腕だけでヒーロー誰か分かるものですね。

『シビルウォー』本誌だけだと当初正体を明かすことに強く反対しておきながら、カメラの前でマスクを脱ぐ、しかしその後、ゴライアスの死をきっかけに反対派へという方針転換がありながら心境の描写があまりない(ゴライアスの死のときにはありましたが)のでよく分からないところもありましたが、これでバッチリ。

ニューアベンジャーズ:トラスト

ニューアベンジャーズ:トラスト (MARVEL)

ニューアベンジャーズ:トラスト (MARVEL)

  • ストーリー        :☆☆☆★
  • アート          :☆☆☆☆
  • 大物ヴィランは衰退しました:☆☆☆

New Avengers #32-37とAnnual #2を収録。ライターはブライアン・マイケル・ベンディス。アートは#32-37がレイニル・ユー。Annual #2がカルロ・ペギュラン。

大物ヴィランは逮捕されたか、超人登録法に登録して正規ヒーローになってしまっていてニューヨークに残る二流ヴィランをまとめるのは魔法のフードを被ったフッド。次なる巨大イベントへの幕間劇といった感じの話。『マイティー・アベンジャーズ:ヴェノム・ボム』の話もチラッと出ているものの詳しい話は『マイティー・アベンジャーズ』側でといったところ。