∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

テレビのやらせの話

 マスコミはテレビなどを通して多くの情報を私たちに伝えてくれる。しかし、根拠のない、いい加減なものも多い。信じられると思っていた新聞さえ、ライブドア事件では虚偽報道をした。マスコミから流れてくる情報は“本当に真実なのだろうか?”というように疑ってかかったほうがよさそうだ。しかし、この国のマスメディアは一体どうなっているのだろうか。  先日行われた“亀田選手の世界戦での判定勝ち”などのように、観ていて「絶対何かが変ではないか?」「視聴者をバカにしているのか?」と思うことはよくある。テレビなんてみんなそんなもんだよ、と思ってしまえばそれだけなのかもしれない。しかし、それで終わってしまったら、“あっち側”の放送局から情報をもらう“こっち側”の我々はいつまでたっても“情報操作”されるばかりではないだろうか。

マスコミも慈善事業じゃないので視聴率が取れるような見せ方は普通にしているはずです。事実だけを確実に伝えることも一つのあり方ではあると思いますが、それだと視聴率が取れないという発想があるでしょう。


個人的な経験から言うと某番組の撮影の現場に出くわしたことがあります。足に障害のある子供と芸能人が富士山に登るという企画でした。

富士山に登頂した経験のある方ならご存知だと思いますが、登山道はかなり急で登山道から出ると危ないところもあります。そんな場所でテレビのスタッフに撮影のために登山道の外に出されました。これは素人さんを映しちゃった場合の肖像権なんかの問題もあるでしょうから仕方ないところかもしれません。

撮影が終わって次の休憩所で休憩しているスタッフと一緒に休憩していました。友人はそこで芸能人の方に勇気付けられて傍目から見ると感動的なひとコマもあったのですが、次の瞬間に唖然としました。


どこから借りてきたのか知りませんがキャタピラ付きの車にのってさっさと上に行ったのでした。


おいおい。そりゃ無いだろと思いましたが、以降は自分が高山病になりかけて登坂ペースが大幅に落ちたので彼らと遭遇することはありませんでした。彼らと再会したのは富士山山頂の浅間神社で登頂達成で万歳している撮影シーンでした。怒るとか呆れる以前に高山病一歩手前でゲロを吐きそうになっていたので山小屋に入ってダウン。それ以降のことは知りません。

無論、キャタピラ付きの車にはその時しか乗っていなくてそれ以降はきちんと登っていたのかもしれません。生中継ですからそのときは時間が押していたのかもしれませんし、どういった事情があったのかも分かりません。この番組は他にもマラソンでワープ現象(間で車で運んでる疑惑)があったりといろいろな所から疑惑がかかってたりもしました。

後、この記事で言う“こっち側”のメディアは掲示板だったりブログなんですかね。それよりはオーソライズがありそうな市民メディアは元“あっち側”の人間が他のメディアでもうひと旗あげようとしている感じですね。JANJANの上の人は朝日かどこかの新聞社の人だったはずだし、日本版オーマイニュース鳥越俊太郎ですし。これじゃひろゆきが

2chやブログが既にネット上にある。その中から編集者が面白い記事を適当にピックアップして載せればいい」(ひろゆき氏)

と言う方に自分は同調的になってしまう。そういうわけで私はビデオニュースドットコムのほうを贔屓してしまう。戦時戦中弾圧の反発かは分からないけれどマスコミが第四の権力と呼ばれるまでに肥大化して、インターネットでその欺瞞が暴かれるという動きはある程度健全だと思うけれど。反発がすぎるとまた微妙な方向に動きそうだ。