機動戦士ガンダムSEED DESTINY EDITED
○感想
総集編*3は前作同様出来がいい。*4見せ場見せ場はしっかり押さえてあるので、俯瞰的なストーリーとロボットものの魅力は出ていたと思う。
冒頭に前作からの関係図や途中で現在の地球上での勢力図が挿入されているのは非常に分かりやすくなってよい。(特に勢力関係や位置関係*5等)欲を言うとユニウス条約の大まかな内容もそこに入れてくれるともっとよかったかな、とも思うけど尺の都合もあるのでそこは仕方がないところ。冒頭からユニウス・セブン落下の話からスタートして、ガンダム強奪はまるまるカットされてましたしね。これからシンとステラの話になってくるとその辺りも入って来るんだろうけど。
ロボットものの魅力という点については、シンが(これだけ見ると)すごく活躍しているし、12話の「インパルスパワーダウン」→「デュートリオンビームで補給」→「換装して敵を殲滅」はほぼそのまま出ていました。アスランも本来あのくらいの出番でも要所要所で
「敵って誰だよ」(アスラン)
のような発言をすれば充分に存在感があるキャラクターだと思っているので、セイバー出撃だけでも個人的には結構満足。1クールの総集編かと思っていたのに前話までの総集編だったのでフリーダムも登場、花嫁強奪シーンにアークエンジェル出撃シーンも挿入。頑張ったなぁ……。
しかし、最後の
「果てることのない戦火の嵐の中、今、少年たちはそれぞれ想いを胸に歩き出す」
と煽りを入れておいて大トリに議長が出てきたのは笑ってしまった。Aパートも議長のドアップで締めにかかってるし、中の人の補正効果にしてもすごすぎだ。
○追記
結構ガマンして書いたんだがやっぱり正直に言おう。MS解説とか世界情勢解説に特化せずに本当にただの総集編なのにEDITED(そりゃ、訳すれば総集編だけどさ)って特番みたく言ってたけど……やる気あるんだろうか。