∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

空想科学

 ラグランジュ・ポイントという三体問題の特別な解がある。地球と月との間のラグランジュ・ポイントは地球と月の直線上に3点(L1〜L3)と地球と月とラグランジュ・ポイントで正三角形を成す所に2点(L4,L5)がある。L1〜L3は少し位置がずれてしまうと力がラグランジュ・ポイントから離れるように働くので不安定である。他方L4とL5は地球と月の万有引力が復元力として働く安定な点である。
 さて、はてなのキーワードで知ったのだがプラントはどうやらL5にあるらしい。と、いうことは地球と月の距離が約38万kmであることから、地球とL5までの距離も約38万kmということになる。片道2日(48時間)かかるとすると平均速度は約時速8千km、つまり約秒速2.2kmくらいである。*1真空中でマッハというのもおかしいのだがマッハ1を秒速340m*2とすると約マッハ6.5でである。
 実際にはとうかというと、去年11月にNASAのロケットブースターを付けた無人機がマッハ8をたたき出しているのであながち非現実的な数値でもない。ただ、ブースター自体の推進剤はそんなに持たないだろうから、長時間は飛べないはずだ。問題は補給か……。こういう時こそデュートリオンビームの出番かな(笑)

*1:時速36km=秒速10m

*2:これは1気圧、気温15℃の時のデータ