読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『Spider-Gwen(スパイダーグエン)』(2015 - ) issue #5 / La vengence du cat noir!

Spider-Gwen (2015) #5

Spider-Gwen (2015) #5

前回までのあらすじ

『Spider-Gwen』(2015 - ) issue #4 からの続きです。前号については以下を参照。

takkun.hateblo.jp

登場人物については

takkun.hateblo.jp

を参照。

あらすじ

高層ビルの最上階の一室。マードックと丸坊主の男ーー大友が話をしている。泥棒が入ったが、セキュリティシステムはなにも感知しなかったのだ。残されていたのは封書。中身はフェリシア・ハーディーのコンサートのVIP席チケットだった。


ライブ会場前。フェリシア・ハーディーとブラックキャットの大きな看板がかけられている。「新しいバンド?エアギターでもするの?」と辛辣なグローリー。グローリーをよそにグエンはこれまでのことを振り返っていた。スパイダーウーマンとして複数の世界を渡り歩いたり、サイコな吸血鬼と戦ったり*1捕らえられたり、殺されたり、見つかったり。恐怖を感じたことはあったが、本当に怖いのは愛する人たちを失うことだと。

エム・ジェイが荒ぶるグローリーをなだめる。フェリシア・ハーディーの意図がどうあれ、メリージェーンズが成功するチャンスだと。

メリージェーンズの演奏を楽屋の上から見るフェリシア。エム・ジェイと客席のマードックを確認し、クロネコのきぐるみたちに乱入を指示する。手には1ドル札。


フェリシア・ハーディーの回想。国際的な泥棒のLe Chat Noirを父に持ち、キングピンがはじめて稼いだ1ドルを盗んだことでキングピンに狙われる。キングピンはマードックに抹殺を命じる。父親を殺され、歌で身を立てるフェリシア。その過程の回想にはエム・ジェイとグローリーらしき人物が。


演奏中の舞台上からフェリシアの乱入。顔をしかめるエム・ジェイとグローリー。ベティは「信じられない!彼女ハンナ・バーベラのカートゥーンにも出てたのよ」などと感動している様子。フェリシアは舞台前にせり出し、黒猫たちを呼んでアピールする。取り残されるメリージェーンズ。フェリシアは舞台上で1ドル札を燃やす。マードックは手下のニンジャを仕向けた。フェリシア、エム・ジェイ、グローリー、黒猫vs忍者軍団。呆然とするベティを舞台裏に押しやって、グエンはスパイダーウーマンに。スパイダーウーマンの乱入とともにエム・ジェイとグローリーは非常口から外へ。フェリシアに無謀さを訴えるもフェリシアはそれを無視してマードックに攻撃を仕掛ける。難なく交わすマードック。渾身の一撃を振り下ろしたフェリシアを見下ろすマードックの影には横に伸びる二本の悪魔の角が。

フェリシアを止めるスパイダーウーマン。もみ合いの過程でフェリシアの父親がマードックに殺されて人生を滅茶苦茶にされたことを知る。フェリシアをノックアウト。マードックは自分から手を出すことはせず、スパイダーウーマンとニンジャとの戦いでスパイダーウーマンの実体をレーダーセンスで観察していた。しばしのニンジャとの乱戦の後、マードックは手下を引き上げさせる。引き上げるスパイダーウーマン。


バルチャーの襲撃を受けて倒壊しているステイシー家。ステイシー警部は家族写真を拾い上げながら、亡き妻のことを想っていた。そこに現れるデヴォルフ。スパイダーウーマンの調査の件でつっかかるステイシー警部だが、デヴォルフはスパイダーウーマンに二度救われていることを告げ、若い頃にステイシー警部と一緒に写った写真を拾い上げ、ステイシー警部の頬にキスをして去るのだった。

感想

ブラックキャット登場回。マーベルユニバースのブラックキャットと同じく、フェリシア・ハーディーは白髪の泥棒。褐色のキャラクターに変更され、猫と褐色ということでエジプト風のライブ衣装になっています。そしてエム・ジェイとグローリーとバンドを組んでいた様子。グローリーがあれこれわめいていたり、エム・ジェイが1ページ半にもわたるメンバー鼓舞をしていたのもそういった理由。舞台に乱入してきたフェリシアを見て睨むエム・ジェイと文字通り唸るグローリーが三人の関係性をよく表しています。それに比べるとベティは「信じられない!」と連呼してますし、有名人を見る目で、グエンは……ニンジャが出てきてそれどころじゃないといったところ。

また、今回はマードックの様々な姿が見れた回でした。フェリシアの回想のでは『ザ・マン・ウィズアウト・フィアー』仕様の黒づくめの装束。ライブでフェリシアの前に立ったときの影が横に伸びる二本角の悪魔。後は手下がニンジャ(おそらくザ・ハンド)だったり。心音を聞いてウソをついているか見分けられる能力やレーダーセンスがあることもはっきりしているので、この世界でもデアデビルではあるのでしょう。

両者の因縁はブラックキャットの父親がキングピンがはじめて稼いだお金を盗んで、その報復としてマードックがブラックキャットの父親を殺したこと。スパイダーウーマンにもマードックならぬ「マーダードック」だと言われてますし、キングピンのもとで相当なダーティーワークをしているようです。


新キャラで新展開ではありますが、実は現在ここでこのシリーズは終わり。時間軸をちゃんと把握してないのですが、『シークレット・ウォーズ』までの期間限定シリーズの一つだったのでしょうか。キャラクターデザインとしてはよいので今後も他シリーズに出続けるかもしれません。

日本語だとヴィレッジブックスから『スパイダーバース』が発売予定なのでそこでオリバー・コイペルの作画で見れることになるかと思います。端正な絵になってますが、このシリーズの不機嫌そうな顔もいいんですよね。スパイダーウーマンになるとコイペルかなぁ、とは思いますが。

Next Issue (次回)

今のところ出てません。

*1:スパイダーマンのクロスオーバーイベント『スパイダーバース』のこと