キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー
キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー (ShoPro Books)
- 作者: エド・ブルベイカー,スティーブ・エプティング,堺三保
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2011/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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バットマンにロビンがいるように、キャプテン・アメリカにも唯一無二のサイドキック(相棒)がいた。
彼の名はバッキー・バーンズ。銃後に控える青少年の士気高揚と軍への入隊を促す広告塔でもあったが(キャプテン・アメリカとバッキーの活躍は映画としてアメリカ国内で上映されている)、彼には暗殺者というもう一つの側面があった。星条旗の象徴であるキャプテン・アメリカが矢面に立ち、バッキーは影から工作活動をする。そんな作戦行動もあった。
ある日キャプテン・アメリカとバッキーはナチスの拠点に潜入し、無人爆撃機を破壊しようとしていた。任務は失敗し、キャプテン・アメリカは氷漬けになった。数十年後、アヴェンジャーズに発見され復活した。
だが、バッキーは?北極海のもずくとなったのか?
この問に答えるのが本作のライターであるエド・ブルーベイカー。バッキーはスーパーソルジャーを欲していたソ連に拾われ、改造・洗脳されて暗殺者、ウィンターソルジャーになっていた。
というのが本作のあらすじ。第二次世界大戦のキャプテン・アメリカやインベーダーズ*1の回想が入りつつ、レッド・スカルやジーモなどのヴィランも登場。
映画『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー』に最も近い設定のものは昨年(2010年)発売された
になりましたが、邦訳で設定が一番近いのはこの作品でしょう。
時系列的には映画のその後の話なので、映画後に読むといい1冊だと思います。
*1:メンバーはキャプテン・アメリカ、バッキー、ヒューマントーチ、サブマリナー