ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:プレリュード
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:プレリュード (MARVEL)
- 作者: ダン・アブネット&アンディ・ラニング,ウェリントン・アルベス,光岡三ツ子
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2014/09/03
- メディア: コミック
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映画のタイトルが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』になったせいで検索しにくくなった本誌(原題は『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』で、日本語商品でもザの有無が混在してる)。
収録は
- 『Guardians of the Galaxy:Prelude』#1-2
- 『Guardians of the Galaxy:Dangerous Play』#1
- 『Invincible Ironman』#55(デストロイヤー初登場)
- 『Strange Tales』#181(ガモーラ初登場)
- 『Incredible Hulk』#271(ロケット・ランクーン初登場)
- 『Tales to Astonish』#13(グルート初登場)
- 『Guardians of the Galaxy』(2013)#0.1(スターロードの新オリジン)
とこれまでのプレリュードのそのままの邦訳とは異なり、キャラクターの初登場やオリジンもセットになっておりナイス構成。多くを望み過ぎかもしれませんが、今後もこうだったら嬉しいですね。
『Guardians of the Galaxy:Prelude』#1は映画版ではガモーラの妹分になっているネビュラの話。映画でガモーラを付け狙う展開でもあるんでしょうか。どうしてもこの手のビジュアルは『スターウォーズ』を連想させてしまいますね。映画『マイティ・ソー:ダーク・ワールド』
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- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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でもアズガルドと空飛ぶ船は『スターウォーズ』で目が丸くなってしまいましたが。
『Guardians of the Galaxy:Prelude』#2はロケットとグルートの珍道中。
『Guardians of the Galaxy:Dangerous Play』#1これは『マイティ・ソー:ダーク・ワールド』の続きからガモーラが顔見世するだけの今までのプレリュードによくあった話。コレクターが狂言回しになって解説している。
『Invincible Ironman』#55はデストロイヤーの初登場話。このキャラはタイタン人の眷属だったのか。コズミック系のキャラだけどアイアンマン誌が初登場なのはなんだか意外。この当時はコズミック系の雑誌そんなになかったのかな。
『Strange Tales』#181はガモーラの初登場話。アダム・ウォーロックが主役の話でサブという感じ。
『Incredible Hulk』#271は宇宙に飛ばされたハルクが現地でロケット・ランクーンに出会って一騒動の後に地球に帰還する。今よりもっとアライグマだし可愛くないですね……。
『Tales to Astonish』#13はグルートの初登場話。プラネットXの植物の怪人が襲ってきて男たちは物理で戦いに出るわけですが、科学者はシロアリを繁殖させて倒すという話。機転を利かせる一段オチでこれ短編オムニバスの一遍なんでしょうね。
『Guardians of the Galaxy』(2013)#0.1はスターロードの新オリジン。映画の方はもっとダメ男っぽい感じですが、ここでは高貴な生まれの英雄として描かれています。この時期の『GotG』はアイアンマンがゴッドキラーアーマーを装着して参加していて、映画化に向けたプッシュをしていた時期ですね。この後『All New X-MEN』のストーリーアーク「Trial of Jean Gray」にてX-MENのキティと仲良くなってたりしますが、それはそれ。
初心者にプッシュするための一冊になっているかは分かりませんが、初登場回が多く収録されているのは中堅以降に嬉しいのではないでしょうか。