X-men アンコール 1
エックスメンアンコール (1) (Marvel super comics (No.055))
- 作者: 小学館プロダクション
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 1998/08
- メディア: コミック
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フラっと寄った古本屋にあったので確保。
90年代に小学館プロダクション(not 小学館集英社プロダクション)が発売していたマーヴルスーパーコミックス。60号以上出ているが90年代東京にいなかったので4冊しかもってない。ネットで調べてみると前半はジム・リーがペンシラーをしていた号を出していたしく、X-menのストックが尽きると『パニッシャー』『ゴーストライダー』なども出ていたらしい。
ジム・リーがペンシラーをやっていた"Punisher: War Journal"
Punisher War Journal Classic - Volume 1
- 作者: Carl Potts,John Wellington,Jim Lee
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: コミック
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はまだしも『ゴーストライダー』そんなに面白いのなかった記憶があるのでどうなんだ。90年代のアメコミブームはゲーム会社のカプコンでも広まって『マーベル vs. ストリートファイター』や『マーベル vs. カプコン』を作ることになった。この会社からペンシラーのタケダ・サナ(代表作に『X-23』や『ミズ・マーベル』など)
Ms. Marvel - Volume 8 (Ms Marvel)
- 作者: Brian Reed,Sana Takeda
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2010/05/12
- メディア: ペーパーバック
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を排出するし、安田朗や西田キヌなど、アメコミのラインを取り入れたイラストレーターも出てくる。テレビ東京が映るわけでもなし、据え置きゲーム機があるわけでもなし、そんな僕には90年代の話は後追いでしか知らないのだが、ちょっとしたアメコミブームがあったらしいのだ。
さて、本誌はマーヴルスーパーコミックス1号と2号の再録版。
Xーmen 1 マグニートー (マーヴルスーパーコミックス)
- 作者: 小学館プロダクション
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 1994/11
- メディア: コミック
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Xーmen 2 超人兵士オメガ・レッド (マーヴルスーパーコミックス)
- 作者: 小学館プロダクション
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 1994/12
- メディア: コミック
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原作で言うと"X-Mem 1-7"あたりのはずだ。X-Men誌はX-Men本体である"Uncanny X-Men"に追加で創刊された号で、ジム・リーのために創刊されたと言っても過言ではない。同じような経緯で"Amazing Spider-Man"があるにもかかわらず、トッド・マクファーレンのために"Spider-Man"が創刊された。マーク・シルベストリもなにかったと思うけど、ロブ・ライフェルドはどうだったかな……。
内容はマグニート戦とオメガ・レッド戦。前者は実はもっと悪いのは教授だったろいう今となっては恒例のオチだし、オメガ・レッドは……今どうしてるんだろう。去年日本で発売されたアニメには出てたけど。話は正直そんなに面白く無い(「詳しくは過去の話参照」ばかりだし)。ジム・リーのアートだから単品でも売り物になってる感じ。
小プロのアメコミ販売路線は今も作家主義(今はアーティストじゃなくライターだが)でアタリのために結構なハズレを出している気がする。それでも昔は外部からアメコミ番長こと石川裕人が参加していたのでそこそこのチョイスだった気がするが、今は石川裕人はヴィレッジブックスでアメコミ出してるからなぁ……。
石川裕人も石川裕人で80年代(からの90年代)にしかあまり思い入れがないようで、主要タイトルの翻訳権は抑えているようだが本当に主要クロスオーバーと『マーベル・ゾンビーズ』(これは堺三保の趣味な気がするが)しか出してないし。10年代は両社ともに映画があって売れたものしか出していないので、ラインナップに面白みはなくなっている。
もっとも小学館集英社プロダクションは出版が本業じゃないし(本業は小学館と集英社の版権管理だ)、ヴィレッジブックスは小さい会社だし、保守的な選択を取らざるをえないのはやむを得ないことだと思うけど。