スーパーマン:レッド・サン
- 作者: マーク・ミラー,デイブ・ジョンソン,キリアン・プランケット,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2012/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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買いました。感想はまた。
追記
この話は通常のスーパーマンとは別の世界の話で「もしスーパーマンがアメリカではなくソ連に落ちていたら?」という80年の歴史を持つ(アメリカ発売当時だと60年かな?)スーパーマンというキャラクターで行われたファンの思考実験のような筋。それをまとめきったのが『キック・アス』のマーク・ミラー。個々のネタはそれなりのファンなら思いつくようなものが多く、組み合わせもそういったものなのですが、配合のバランスとまとめ方がうまい。最終回のまとめ方は流石といったところです(色々ネタバレになるので書きませんが)。
表紙で出オチ、帯で大筋のネタバレとまでしているのですがそれでも十分読ませる力があるいい作品です。『アオイホノオ』の炎燃が読んでいたら
「ああっー、マーク・ミラーのやつ、やりやがった…‥」
と叫び悶え苦しむこと請け合いの作品だと思います。