機動戦士ガンダムSEED DESTINY第9話感想 1クール(9/13)
○Aパート
- 連合は核を搭載しすぎ
- シホが登場(後姿)
- シブリールの存在が典型的な悪の大ボスで笑える
- ミリアリア登場(セリフなし)
- シンは妹以外にキャラ立ちさせる要素がないのだろうか
Aパートは状況報告でこれから新たな話が始まりますよ、といった感じ。結局はシンの妹スキー属性だけが際立って目立つことに。数年前シスプリなんかで妹スキーの周辺領域というか、精神構造とかがかなり語られているので
「こいつは妹スキーなんだ、そう言えば(ひととなりが)分かるだろ?」
ということでしょうか。分かりませんよ(酷いな)
○Bパート
- BパートはAパートに比べて作画がアレな気が
- 核に対する対抗手段が小型ジェネシス(しかも全方向から核を打ってるはずなのに一方向放射でOK)
- ミーア*1登場、しゃべり方が……
- ハロが赤い(誰が作ったんだろう)
- ラストの議長が黒い
- 次回予告で「奇妙な既視観」……それは本編ですか?
前作4クールにも言えた事ですが核を安易に使いすぎな気もします。福田監督談
「『ファースト』はベトナム戦争で『SEED』は9.11以降」
とのことでしたが、そんなに核打ったらゴジラが復活するよ(笑)昔のアメリカの映画で怪獣を防護服もなしに核で吹っ飛ばして解決するというものを思い出しました。あれと同じで「威力の大きな爆弾」としてしか使われていませんよね。(もしくは強力なエネルギー源)
まあ、この世界では核分裂を操作できる技術*2もあるくらいですからモビルスーツでも被爆しないくらいのオーバーテクノロジーが存在するのでしょう。『逆襲のシャア』でアクシズを核で壊す時にブライトが
「すまん、諸君の命を私にくれ」(ブライト)
と言ったような重さはなくなるわけですが。(もっとも前作でアズラエルが言っていたように核より酷そうな兵器がいくらでもありますが。)
『SEED DESTINY』は一話からユニウス条約違反の艦隊が出てきたりと条約を何とも思ってないわけですが。(アメリカ批判なのか?)「ガンダム」らしいギミックとして政治的な要素を下手に取り入れるより*3はキャラクタードラマとして終始完結させたほうがいいのかなぁ、と思いますが。