2013年アメコミ原書購入品からの振り返り - Marvel編
はじめに
2013年Marvel Comicsで買って読んだもののメモです。あんまり読んでないのですが、個人のまとめということで。
クロスオーバーイベント
2012年はAvengers vs. The X-Menの年でした。
- Avengers: X-Sanction(2011/12-2012/03)
- 『セカンド・カミング』(2014年にヴィレッジブックスの通販で発売)で爆発四散したはずのケーブルが現代に戻ってきてアベンジャーズを強襲。アベンジャーズとX-Menの間に亀裂が発生
- 作者: Jeph Loeb,Ed McGuiness
- 出版社/メーカー: Panini Books
- 発売日: 2012/07/12
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- 作者: Brian Michael Bendis
- 出版社/メーカー: Panini Books
- 発売日: 2012/11/23
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- AVX: VS(2012/04-2012/10)
- Avengers vs. The X-Menの話に収めきれないアベンジャーとX-Manの対戦カードを設定したもの。戦闘オンリー
- 作者: Jason Aaron,Jeph Loeb,Rick Remender,Kieron Gillen,Adam Kubert,Steve McNiven,Ed McGuinnes,Terry Dodson
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/04/16
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Avengers vs. X-Men: Consequences
- 作者: Kieron Gillen,Tom Raney,Mark Brooks,Steve Kurth,Dale Eaglesham
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/02/12
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と1年を通じてAvengers vs. The X-Menでした。
そしてもう一つ大きな出来事というとThe Amazing Spider-Man誌が700号をもって終了。もう1年が経過するので書いていいと思いますが、ドクター・オクトパスに体を乗っ取られたピーター・パーカーはドクター・オクトパスの体で死にました。
2011年にはUltimate Comics: Spider-Manで別世界のピーターが死んでいるので2年連続で死亡と相成りました(そして2012年にはUltimate Comicsの2代目スパイダーマンと共演するミニシリーズSpider-Menもありました)。
そして迎えた2013年、2011年に行われたDCコミックのリランチに対抗したと思われるMarvel NOWが始まりました。が、それほど変わるわけでもなく。2014年はAll-New Marvel NOWです。
Age of Ultron
- アーティスト: Carlos Pacheco
- 作者: Brian Michael Bendis,Bryan Hitch
- 出版社/メーカー: Panini Books
- 発売日: 2013/09/04
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は途中で読むの止めて結果だけ読みましたが、『スポーン』の世界からアンジェラが来たり(権利関係の問題です)、ギャラクタスがアルティメット・ユニバースにも登場して世界が崩壊しそうですし、それまでの未来や話はグダグダでしたね。過去にさかのぼって元凶の人間を殺しに行った自分を殺すとか。
その後X-MenタイトルでBattle of the Atom。
- 作者: Brian Michael Bendis,Brian Wood,Jason Aaron,Frank Cho,Stuart Immonen,David Lopez,Chris Bachalo,Esad Ribic
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/01/21
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未来示唆があったものの、基本的には特に何も終わらないいつもの結末。
そしてInfinity。
- 作者: Jonathan Hickman,Jim Cheung,Jerome Opena,Dustin Weaver
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/02/18
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これもNew AvengersとAvengersを読まないと話がよく分からない構成になっているのでまだ途中までしか手をつけていません。
別世界のアルティメット・ユニバースはCataclysm
Cataclysm: The Ultimates' Last Stand
- 作者: Joshua Hale Fialkov,Leonard Kirk
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/04/22
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で崩壊中。
今年のクロスオーバーを一言で言ってしまうと「イマイチ」ですね。買いたくなるくらいの魅力的なタイトルでもなく、諸々の整理に終始した印象でした。アルティメットユニバースの作品もマーベルユニバースのものに比べて売れているわけではないので整理にかかっているというところでしょうか。
しかし、『Age of Ultron』で変わってしまった世界から元の世界に戻るときに平行世界が融合して新スタートという流れだった場合はライバル会社のDCの『フラシュポイント』からのNew52の展開そのままなので、流石にそれは避けたといったところでしょうか。
Avengers系
X-Menがいるものも混ざってますが、ここではAvengersにカウントしてます。
- Avengers
- 実質Infinity前日談状態。ピースサインで五方星を作る女子力高い表紙がありました
Avengers - Volume 1: Avengers World (Marvel Now)
- 作者: Jonathan Hickman,Jerome Opena
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/04/30
- メディア: ハードカバー
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- Avengers Assemble
- 映画『アベンジャーズ』に合わせて映画メンツで始まったはずのシリーズもInfinityとタイインしてますね
Avengers Assemble: Science Bros (Marvel Now)
- 作者: Kelly Sue Deconnick,Christos Gage,Stefano Caselli,Pete Woods,Tomm Coker
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/09/03
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- New Avengers
- いつの間にかイルミナティ雑誌になっていました
New Avengers - Volume 1: Everything Dies (Marvel Now)
- 作者: Jonathan Hickman,Steve Epting
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/07/23
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- Secret Avengers
- いつの間にかSHIELDのエージェントがメインメンツになってました
Secret Avengers - Volume 1: Reverie (Marvel Now)
- 作者: Nick Spencer,Luke Ross
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/09/17
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- Uncanny Avengers
- Avengers vs. the X-Menの最も端的な結果。リーダーはなんとハボック!そしてサンファイアも参加
Uncanny Avengers - Volume 1: The Red Shadow (Marvel Now)
- 作者: Rick Remender,John Cassaday
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/05/07
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- Young Avengers
- キッドロキによって集まった(?)2期メンバー。ミスアメリカとキャプテン・マーベルJrが参加
Young Avengers - Volume 1: Style > Substance (Marvel Now)
- 作者: Kieron Gillen,Jamie McKelvie
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/09/17
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- Avengers Arena
- 表紙からしてモロにそうですが『バトル・ロワイアル』のパクリです。旧Avengers Academyにいたような若手の潰し合いで無事(?)解散しました
Avengers Arena - Volume 1: Kill or Die (Marvel Now)
- 作者: Dennis Hopeless,Kev Walker,Alessandro Vitti
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/05/21
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- A+X
- Avengersから一人、X-Menから一人出してチームアップする雑誌。キャップとサイク回よかったです
A+X - Volume 1: =Awesome (Marvel Now) (A + X)
- 作者: Dan Slott,Jeph Loeb,Peter David,Jason Aaron,Ron Garney,Dale Keown,Pasqual Ferry,Billy Tan
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/06/11
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Avengers系多すぎて追えてません。Avengersは『Infinity』タイイン系と若手といったところでしょうか。『Infinity』タイイン系と『Uncanny Avengers』を買ったくらいでしょうか。
『Uncanny Avengers』はAvX後にヒーローとミュータントの平和的なんとかを目指して結成されたチームで昔からいた割りと大物のヴィランと順次戦っているのですが、そこそこといったところでしょうか。ハボックの「ミュータントって呼ぶな」発言くらいしか他の雑誌との直接的なつながりが大きく取り上げられてはいない気がします。
X-Men系
諸々個人誌ありますが、ここではチーム誌だけで(Legacyはリージョンの個人誌と言われればそうかもしれないですが、見逃してください)。
Uncanny X-Men - Volume 1: Revolution (Marvel Now)
- 作者: Brian Michael Bendis,Chris Bachalo,Frazier Irving
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/07/23
- メディア: ハードカバー
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- 作者: Brian Wood,Mark Brooks,Roland Boschi
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2012/07/25
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- All-New X-Men
- キティ・プライドが過去から来たファーストファイブを引き連れる。ジーン・グレイ学園から新生エグゼビア学園に移動
All-New X-Men Volume 1: Yesterday's X-Men (Marvel Now)
- 作者: Brian Michael Bendis,Stuart Immonen
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/01/28
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- X-Men: Legacy
- プロフェッサーXの息子リージョンとブラインドフォールドの旅。来年の表紙では特徴的だったモヒカンヘッドをバリカンで丸坊主にする様子
X-Men Legacy - Volume 1: Prodigal (Marvel Now)
- 作者: Simon Spurrier,Tan Eng Huat
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/05/07
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- 作者: Jason Aaron,Ed McGuiness
- 出版社/メーカー: Panini Books
- 発売日: 2014/05/15
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- Cable and X-Force
- 『Avengers: X-Sanction』でテクノウィルスの除去に成功したケーブルがメインの話。ケーブル&ホープと愉快な仲間たちといったところ
Cable and X-Force - Volume 1: Wanted (Marvel Now) (Cable and X-Force Marvel Now)
- 作者: Dennis Hopeless,Gabriel Hernandez Walta,Salvador Larroca
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/05/14
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- Uncanny X-Force
- ジーン・グレイ学園から追放されたサイロックが結成したX-Force。結局来年からはCable and X-Forceと合流
Uncanny X-Force - Volume 1: Let it Bleed (Marvel Now)
- 作者: Sam Humphries,Ron Garney
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/08/20
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X-Men Volume 1: Primer (Marvel Now)
- 作者: Brian Wood,Olivier Coipel,David Lopez
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/12/10
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X-Menは前提として2011年のSchismでのサイクロプス派とウルヴァリン派の分裂があり、その後のAvXでフェニックスに取り込まれた人たち(サイクロプス、エマ、マジック、コロッサス、ネイモア)はテロリストとして指名手配されている状態。更にミュータント代表の立場だったサイクロプスはプロフェッサーXを殺してしまいました。
メインストーリーとして直接語られてはいませんがプロフェッサーXの後継者を決める動きがあるように思います。候補者は以下
- サイクロプス:元ミュータント代表として経験あり。プロフェッサーXを殺してしまった
- ウルヴァリン:現ジーン・グレイ学園代表。過去の経歴や性格から自身が代表になるのはふさわしくないと思っている
- ハボック:Uncanny Avengersリーダー。サイクロプスの弟。同チームにキャプテン・アメリカがいることもあってそれほど強力なリーダーという感じではない
- シャドウキャット:元ジーン・グレイ学園学園長。ファーストファイブからプロフェッサーKと呼ばれている。#6の表紙で椅子に座った陰がプロフェッサーXになっている
- リージョン:プロフェッサーXの息子。サイクロプスと殴り合い。来年の表紙で丸坊主に。多重人格などで問題有り
- ジーン・グレイ:過去から召喚された生きたジーン・グレイ。若さからか性格に難あり。テレキネシス+テレパシーで能力値は高い。生きていればおそらく候補だったはず
- マグニート:番外。丸坊主になってたので
Spider-Man系
- Superior Spider-Man
- 通称「SpidyOck(タコスパ)」。Amazing Spider-Manに代わる基幹誌
Superior Spider-Man - Volume 1: My Own Worst Enemy (Marvel Now) (Spider-Man (Graphic Novels))
- 作者: Dan Slott,Ryan Stegman
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/06/11
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- Superior Spider-Man Team Up
- 旧Avenging Spider-Man。Superior Spider-Manのチームアップ誌
Superior Spider-Man Team-Up Volume 1: Versus (Marvel Now)
- 作者: Chris Yost,David Lopez,Marco Checchetto,Carlo Barberi
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/03/11
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- The Superior Foes of Spider-Man
- スパイダーマンの敵(というか今の立場としては元仲間)とキャッキャウフフする話。最近洗脳したり
The Superior Foes of Spider-Man Volume 1: Getting the Band Back Together
- 作者: Nick Spencer,Steve Lieber
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/03/11
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- Scarlet Spider
- Spider-Islandで生存が確認されたカインがヒューストンでスパイダーマンをやっていた話。打ち切り
Scarlet Spider - Volume 1: Life After Death
- 作者: Chris Yost,Ryan Stegman,Neil Edwards
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/02/26
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- Amazing Spider-Man
- 700.Xが年末に刊行。Fantastic Four→FF→Fantastic Fourのときのようにナンバー引き継がないということでしょうか。
スパイダーマンはSuperior Spider-Manですね。2012年のAmazing Spider-Man 700でピーター・パーカーとオットー・オクタビアスが入れ替わり、スパイダーマンとなって1年。NYは無数のスパイダーボットによって監視され、スパイダーアイランドには手下が配置され、何か起これば即座に対応出来る状態。ピーター・パーカーとしても博士号を取得し、パーカー・インダストリーを立ち上げ。ピーターが手段を選んで実現できなかった目標を次々に実現していきます。流石は元ヴィラン。目的のために手段を選びません。
その他
『Daredevil』『Hawkeye』や『Thor: God of Thunder』『Captain America』あたりは年初は読んでましたが、途中で力尽きました。『Daredevil』は来年から値上げらしくちょっと辛いです。
おわりに
今年は個人誌良かったのもありますが、イベント誌がイマイチで盛り上がりに欠けて共通の話題になりづらかったかなと思いました。個人的にはスパイダーマンが盛り上がっていたので楽しんでました。