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∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

TED

映画


絶望したっ!



オタクおっさんたちのためのボンクラ映画だと思って見に行ったらカップルと女性ばかりで絶望したっ!


特に隣のカップル!彼女が元ネタ分かってないからって上映中に解説するなっ!

しかも間違うなっ!間違ってるって言いたくなるだろ!


そういうどうでもいい事情はともかく、これは紛れもないボンクラ映画。主人公は近所に一人はいる友だちを作れない畑の男の子。ユダヤ系の子がイジメられてるけど、イジメられてるユダヤ系の子からもバカにされて相手にされない。この感覚『サウスパーク』で一番嫌われ者のはずのカートマンがユダヤ人だという理由だけでカイルをイビってるのを見てないとピンと来ないだろう。

そんな可哀想な男の子がクリスマスの夜に神様にティディベアが一生の友だちになれるように祈ったら本当になった。その関係は35歳になって彼女と同居しても相変わらずで、真昼間から映画見てハッパ吸ってろくな事をしていない。


35歳の主人公は年収3万8千ドルのレンタカーの支店長一歩手前のさえない職業。上司は事あるごとに偉い人とゴルフに行ったことを自慢するだけのアホだ。

彼女は一流広告代理店のキャリアウーマン。(特に二次元好きな)ボンクラに彼女がいないというのは日本特有の感覚で、他の国だと基本的にボンクラでも彼女はいる。『スコット・ピルグリム』なんかが日本で言うとリア充になっちゃうけど、本質的にはそうじゃない。その彼女はダメ男を乗り歩いてるわけじゃないが『だめんず・うぉ~か~』っぽい。女性から見るとなんか嫌そうだなこれ。

恋の鞘当て相手が高校の頃のマッチョ姿の写真を毎回見せるキモいジョックの上司というところで軍配が上がったのかもしれないが、『スター・ウォーズ:エピソード1』の最速公開にコスプレでテディベアと一緒に徹夜で並び、パーティーに毛玉だらけのセーター来て来る奴だぞ。いや、それは俺も似たようなもんだが。


で、主人公はある日彼女に自分かティディベアかを選べと言われる。もちろん彼女を選ぶわけだが、このボンクラは失敗する。その失敗の原因が『フラッシュ・ゴードン


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だというからまたこいつはボンクラが過ぎる(タイトルを知らない人でも多分クイーンが歌う主題歌は知ってるだろう。「フラッシュ!アァー」というやつ)。同居していた彼女から追い出されてホテル住まいになったときの愛読書は『めざすは月(タンタンの冒険)』


めざすは月 (タンタンの冒険)

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だ。おいおい。確かに俺も小学校低学年のころに公立図書館にあった数少ない漫画ということで愛読していたが、流石に今手元にはないぞ(と言いつつアニメ版が手元にあるのは内緒だ)。『40歳の童貞男』


40歳の童貞男 無修正完全版 [DVD]

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もそんな感じだったな。


他にも時々『トップガン


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のセリフを吐くし、キメようとしたシーンは『007/オクトパシー


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の引用だ。彼女に通じてないのは何とも悲しいところだが、その他アメリカのTVショウからボンクラ映画からのネタは尽きない。アメリカ人には楽しいんだろうけど、日本の劇場は笑ってない箇所が多かった。でもこれが2013年の洋画の興行収入1位(2013年6月)なんだぜ?なんかもう劇場映画って固定層が買い支えしてるマイナージャンルに近くなっちゃったの?という絶望感がこみ上げてくる。


喋るテディベアというリアリティとオタクなおっさんたちという意味では『宇宙人ポール


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が近いかな。「喋るテディベア」の要素に『トイ・ストーリー』的なものを感じ取ったのかは知らないが、R-15にも関わらず、アカデミー賞1部門ノミネートですよ。アカデミー賞審査員はユダヤ系が多いという話は昔から聞いていたけど、今はオタク増えてるんですかね。

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