邦訳アメリカン・スーパーヒーロー・コミックスアドベントカレンダー2013 13日目 - 6月その2
ワールド・ウォー・ハルク
- 作者: グレッグ・パク,ジョン・ロミータ Jr.,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2013/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- ストーリー :☆☆☆
- アート :☆☆☆
- 解説を先に読んだほうがいい度:☆☆☆☆☆
ストーリーはグレック・パク。アートはジョン・ロミータJr.。ヒーローの知能派たちが集まってできた秘密結社イルミナティによって惑星サカーに追放されたハルクが復讐のために帰ってきた!追放した話はチラッと『ロード・トゥー・シビル・ウォー』(通販限定)に登場し、追放されたハルクが奴隷剣闘士から星の統治者グリーン・キングになるまでの話は未邦訳の『Planet Hulk』。仕方がないとはいえ前提となる話がかなり抜け落ちた状態での刊行。その分は解説でカバーなので先に導入部分の解説を読むことをオススメします。
怒りに燃えるハルクを止められるものは誰もおらず次々と倒されていくイルミナティ。その過程で崩壊するNYとヒーローたち。頼みの綱は人間リック・ジョーンズと精神が不安定なセントリーだけ。ただでさえ『シビルウォー』で失墜しているヒーローの信頼度は更に落ち、この後の『シークレット・インベンション』へとつながります。
アイアンマン:シビル・ウォー
- 作者: クリストス・N・ゲイジ,アレックス・マリーヴ
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2013
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- ストーリー :☆☆☆
- アート :☆☆★
- いやそのタイインで説明されても度:☆☆☆☆
ストーリーはクリストス・N・ゲイジ。アートはアレックス・マリーヴ。超人登録法の代替として提示されていた案がもっと酷かったことや、キャプテン・アメリカへの告白(コンフェッション)が描かれる。
『シビル・ウォー』本編では嫌なやつに描かれていたアイアンマンが同時期に何を思っていたかの裏事情の話で併せて読んでいないとよく分からないし、併せて読んだら読んだで「そうならそうと早く伝えとけよ」になりそうな感じ。