スパイダーマン:オクトパスガール #20 味方 感想
Aタワーの襲撃中に乙葉vsタカ、スーペリアー・オクトパスvsサクラスパイダーの対戦スタートで終わった前回。これまでの各キャラクターの話数からしてそろそろこのストーリーアーク*1も終わる頃。
Dr.オクトパスが乙葉とサクラスパイダーに与えた作戦が明かされ、スーペリアー・オクトパスvsサクラスパイダーは現場からの引き離しとオクトボットの制御取戻し、乙葉vsタカは#19 距離感で示された方法で無理矢理懐に飛び込む(例えではなく物理)で決着。
しかし、アクロス・カンパニーがそのまま黙っているわけはなく、新製品のデモンストレーションにAタワーに集まったヒーロー・ヴィランを使おうという目論見で終了。
乙葉とタカはアクロス・カンパニーの新製品対応(おそらくタカの父親の研究の発展形)。Dr.オクトパスは新製品の制御も同時に対応。スーペリアー・オクトパスとサクラスパイダーはどう現場に復帰してくるのかといったところ。
空中での揉み合いはスパイダーマンに限らずアメコミのヒーローものによくある構図だけど、CGやコミックだからセーフって感じだなと映画『マダム・ウェブ』を見て思ったのを思い出した。
『スーペリアー・スパイダーマン』(2013-2014)を元ネタにDr.オクトパスの転移先が女子高生になり、スパイダーマンのヴィランを元にした女子高生が出てくるこのシリーズ。スーペリアー・オクトパスも登場して未邦訳のパートもあるので元ネタ解説あってもよさそうだけど、紙の単行本に解説ページ付いてないのかなぁ(電子書籍版にはなかった)。
元ネタをうまく本歌取りしたストーリーだと思うので毎回楽しみにしています。
登場人物のモデルであるシニスター・シックスも
と六人揃ったのでこの後、どう展開されるのでしょうか。『スーペリアー・スパイダーマン』準拠だとこの後にオリジナルスパイダーマンでないと勝てない敵が出て……という展開になるのですが。
次回休載で1ヶ月後なのが辛いよ!