2018年に新しく買い始めたシリーズ(漫画)
既刊は買い続けているのですが、新しく買い始めたシリーズは以下の2つだけでした。
買わなくなった要因はいくつかあります。
- 近所の本屋がなくなって本格的に外出しないと大きな本屋がない
- 家にスペースがないので、紙の本は買えないのでわざわざ本屋に行く足も遠のく
- 電子書籍リーダー複数使いたくないのでKindleにしているが、Kindleで扱われてないものもある
といったところでしょうか。雑誌を購読しているわけでもないので、新しいシリーズは本屋の店頭くらいでしか知らず、後は電子書籍のセールのときくらいなんですよね。もっとも、あれこれ考えるよりは単純に歳をとって新しい事への興味が薄れたせいかもしれないのですが。
風都探偵 (既刊4巻)
- 作者: 三条陸,石ノ森章太郎,佐藤まさき
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: コミック
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『仮面ライダーW』のTV最終回のその後(でいいはず)の話を描いたビックコミック連載作品。原作はTV版シリーズ構成の三条陸が担当しているので、テイストそのままで安心して読めます。
対象年齢やセット・特殊効果の都合、2話完結以上の長さの話など、TV版で制約があった部分の事情が変わっていると思うので、そのあたりを活かした話になっていくといいなと思います。
新九郎、奔る!(既刊1巻)
- 作者: ゆうきまさみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/08/09
- メディア: コミック
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ゆうきまさみの新連載。タイトルの新九郎は伊勢新九郎盛時こと、現代に知られた名で言うと北条早雲。冒頭は堀越公方攻めのワンシーンでそこから一気に幼少期の応仁の乱の前に。1巻は応仁の乱が始まろうかというところで終わりました。
いつの頃からか、素浪人・伊勢新九郎が成り上がったという話ではなく、室町幕府政所の重役の伊勢氏の庶流で、姉が嫁いだ今川家の家督相続への介入も、堀越公方の征伐も幕府の命令だったという話に。早雲から5代後に豊臣秀吉との合戦に敗れて大名家として断絶して記録が散逸していたのかもしれませんが、かなり話が違うものです。
大河ドラマ『真田丸』のときも真田信繁が実は豊臣秀吉の馬廻集をしていたという話が出てきました。これがあったから後の大阪冬夏の陣にもつながるような人間関係が出てきたのでしょうが、戦争に負けた側の人の記録はあまり残されないものなのでしょうね。
近年新書が売れた『応仁の乱』をその前哨戦から丁寧に書かれている形で今後が楽しみです。