∀ddict

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邦訳アメコミアドベントカレンダー 2012年 13日目 - 『オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー』

オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー (DC COMICS)

オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー (DC COMICS)


『ダークナイト・リターンズ』『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』のフランク・ミラーが書く若き日のバットマンとロビンの出会い。しかも作画は『バットマン:HUSH』のジム・リー!これで面白くないはずが……うん、まあそういうこともあるよね。これがフランク・ミラー作・画になれば『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』や『ホーリー・テラー』になるのである意味納得。しかもジム・リーの都合で中断したままDCコミックのりランチになったので続きが出るかは未定。

本作品は『ダークナイト・リターンズ』『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』のバットマンの若き日の話。人呼んで「ガッテムバットマン」。こいつがまた口も素行も悪い。スーパーマンは「メトロポリスのピエロ」だし、グリーンランタン(ハル・ジョーダン)は「頭に脳みその代わりにホッケーのパックが入ってる」だし。ワンダーウーマンも男のことを「玉袋」呼ばわりだし。ブラックキャナリーもアバズレだし。プラスチックマン?出てたけど割と平常運転だったような……。


普段のDCコミックのキャラクターのお行儀の良さとは別物だと印象づけるには十分過ぎますが、いかんせんバットマン以外の邦訳コミック少ないのでこれ単品でキャラクターの印象づけに使われてしまうと困る作品。本編を見た後の番外編として「コレもアリだな」という鑑賞の仕方はアリだと思いますが、「コレがむしろ本編」と思われると、ちょっとどうなのでしょうか。あ、ロビンはディック・グレイソンです。生足鱗ブルマの。