∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『マルドゥック・ヴェロシティ』

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

SFマガジン』のインタビューによれば冲方丁が失踪して、嫁さんが心配して編集部に泣きならがら「なんでこんな仕事させるんですか!」って言ったり、ゴールデンウィークの新幹線のトイレを占領して書き上げたとかいう過程を経て書き上げた怪作らしい。

同インタビューでは大森望が「『スターウォーズ』で言うところのエピソード1・2・3」とか「ジェームス・エルロイが書いた『X-MEN』」などと評していました。冲方丁本人は当初『バジリスク』を目指していたらしいのですが。

暇ができ次第読むことにします。

追記

今1/4くらい。最初はやたら「――」の連続で記憶を分断して連想させることでイメージさせようとしている感じ。SF読みじゃないので分からないけれど、こういう書き方もありなのかと思いましたよ。

『武装錬金』

パピヨン覚醒。完全変「態」(誤字にあらず)や股間をまさぐったり、一族もろとも表情が豊か過ぎたりと面白い。ナースコスをしたまひろが斗貴子に包帯を巻いたら志々雄になるところなど細かいところでも笑えた。相変わらず全力疾走という感じだけどこれはこれでいいんじゃないだろうか。

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』

ついに最終回。核弾頭を積んだ戦艦が轟沈してバーニィが戦う理由がなくなってしまうが、それを知らせるには遅すぎた。聞こえるわけも無いのに叫び続けずにはいられないアルの心境は察するに余りある。それだけに半壊した学校の朝礼で泣いているアルと同級生の会話はなぁ……。

シリーズ総合して非常に高いレベルで作られていたと思う。それだけに1話の感想で書いたことを指摘されるレベルになってしまうんだろうなぁ。6話通しての感想は作品紹介タグでまた書きます(リーンもまだ書いてないんだけど……)