X-MENユニバース:シビル・ウォー
ヴィレッジブックスのシビル・ウォータイイン定期購読第1弾終了。中の折り込みによると次は
- メサイア・コンプレックス
- セカンド・カミング
を定期購読で予定しているようです。
未邦訳なので大雑把な説明に留めますが、『メサイア・コンプレックス』は『ハウス・オブ・M』
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,オリビア・コワベル,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/10/30
- メディア: 大型本
- 購入: 7人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
で激減したミュータントの未来に関わる重要人物の誕生と各陣営が確保しようと争う話。この後X-MENの本拠地が東海岸のウェストチェスターから西海岸のサンフランシスコに移転し、ユートピアというミュータント独立地区を形成します。
『セカンド・カミング』は『メサイア・コンプレックス』で誕生した人物が成長し、ユートピアで最終決戦をする話。重要人物の死亡や離反、後のX-MENの分裂(Schism)やアベンジャーズも巻き込んだ『Avengers vs. X-Men』への序章になっています。
上記2作に『Messiah War』を加えてメシア3部作という位置づけで、キーワードからも分かるようにX-MENにおける新約の話になって……いるのだと思います。
また、ヘルボーイの復刊と続作のリリースということでヘルボーイファンにはひとまず嬉しいところでしょうか。
余談はこれくらいにして本編ですが、収録されているのは
- X-Factor #8-9
- Cable and Deadpool #30-32
の2本。
前者はマルチプルマンをリーダーとするX-Factorと『ハウス・オブ・M』でミュータントとして目覚めたレイラ、『Son of M』で能力を取り戻したクイックシルバー、そしてシビル・ウォーに中立の立場を表明しているX-Menの話。解説読まないとX-Factorが誰か分からなかったり、クイックシルバーが『ハウス・オブ・M』以降どうしていてあの態度を取っているのか分からなくて微妙かなぁ、と思いました。
後者はデッドプールのアース616の主役誌としては初邦訳でしょうか。一般販売という意味では小プロの『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』
デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス (ShoPro Books)
- 作者: ヴィクター・ギシュラー,ボン・ダゾ,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2013/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (11件) を見る
が初になるかと思いますが。こちらは超人登録法に賛成して政府登録のエージェントになったデッドプール。ケーブルは超人登録法が長くないことを知っていたのでデッドプールが政府のエージェントをクビになるように罠にはめる。超人登録法以外は特に本編に関わりがないので単品で読んでもそこそこ分かるかと。
これでシビル・ウォータイイン通信販売第一弾は終了となりました。ややハードルが高い販売方法に一般販売のAmazon分の高騰、平均売価揃えるためか欲しいものと欲しくないものが半々程度など、気になるところもありましたがまずは一段落。
今後『メサイア・コンプレックス』と『セカンド・カミング』が同じ形式での販売になるようですが、この形式なら『Messiah War』も入れてもらえないものでしょうか。