∀ddict

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仮面ライダーディケイド26話「RX!大ショッカー来襲」

脚本は米村正二。米村先生が書くとおじいちゃんとキバーラコントになるわけですが今回もありました。前回は良く分からないインサートでしたが、今回は劇場版での配役ネタでした。

Black, Black RX世代としては南光太郎こと倉田てつを本人が登場しただけで満足しています(ディケイドはオリジナルキャストではない場合が多いとはいえ、変身前の人、変身シーンがきちんとあるだけRXの後半の方の10人ライダー客演*1などより十分扱いが良いのでまあ、それなりに)。

ただ、せっかく平成の技術があるのに変身シーンがあっさりだったり、リボルケインが光っていなかったり。まともにやると1話で3人分(Black, Black RX, アポロガイスト)の変身シーンを新造することになるので流石に無理といったところでしょうか。

後、昭和ライダーと平成ライダーが並んで変身すると変身尺の都合で昭和ライダーの変身シーケンスがあっさりしてしまうのはちょっと悲しいところ。並んで変身で間尺合わすにはアギトまでが限界でしょうか。

昭和ライダーと平成ライダーの変身シーンの意味合いの違いも随分変わったのだなとも思います。昭和ライダーの変身は歌舞伎の見えみたいなもので、当然そこに特撮も注力してます。玩具として売り出すベルトは光って音が鳴る程度でした。

他方平成は変身道具のギミックに焦点が当たっています。仮面ライダーが改造改造手術などで体内にベルトを埋め込まれている人ではなくなったことが大きいと思いますが、ごっこ遊びのときに変身道具があることを前提としている感じですね。変身道具買ってもらえない場合は変身してるのか良く分からない感じかも。


死んでないけど「命が危ない状態」をはじめとして昭和っぽい流れもありつつ、やっぱり大味な感じでした。昔の1話完結形式だとこんな感じだったんだろうなと思いました。

*1:声違う、変身後の状態でしか登場しない、変身解除していそうなシーンでも変身後のままなどなど