機動戦士ガンダム THE ORIGIN 愛蔵版IV ジャブロー編
愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV ジャブロー編 (単行本コミックス)
- 作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: コミック
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リマ〜ジャブローまでの話。途中でハモンと黒い三連星との対決有り。
内容については基本的に本誌読んでたので特に言うこともありませんが、メカニック周りがかなり変わってます。ホワイトベースしかり、ガンダムはジャブローに来てようやくコア・ブロックシステムが組み込まれたり、ジムも他のMS同様アレンジが加えられています。
おまけ漫画は柴田ヨクサルの安彦良和の仕事場のレポート漫画。とはいえオリジンの愛蔵版を買うようなコアな読者なら知っている
- 基本オリジンは安彦良和一人で書いてる(仕上げはアシが一人いる)
- 恐ろしいことにネームが下書き兼用
- アタリあんまりとらない
といった話なので(オリジン設定本にも書いてあったし……)そこはあまり嬉しくない感じでした。直接その光景を見れた柴田ヨクサル本人は同業者として感動したと思いますが、読者にとっては相変わらずこの情報は伝聞しかないわけでして……。
これは柴田ヨクサルが悪いわけではなくて、連載持ってる漫画家がおまけ描くとしたらこういう形式にならざるを得ないでしょう。依頼の時点で手空いてる人に回す(例えば前巻で『げんしけん』の連載終わったところだった木尾士目)とかいう選択肢は無かったのかなぁ、と思うところではあります。
後、あとがきで出身地が隣の町くらいだったくらいしか安彦良和と柴田ヨクサルの接点が書いてなかったのですが、どちらかというとそっちの話書いてほしかったかな、と思いました。