∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

アニメ・特撮感想 日曜分

炎神戦隊ゴーオンジャー

1話以来感想を書いていなかった気がしますが、一応見ていました。最近だと前回・前々回の會川昇脚本回が良かったなぁ、と。特に新ロボガンバルオーの登場話である前々回は台詞(「お前はターゲットを3発も外した」/「最初から敵でおじゃるよ」)や、最初から登場していたレッド・ブルー・イエローの炎神が錆びてしまった後に新炎神が登場するなどバンダイも視聴者も喜びそうな話でした。

前回は鳳ゲンがいた自動車工場がカーレンジャーのペガサス自動車だったかな、とか。あれこれネタがありました。

今回の話は写真に取られたら他の世界(ジャンクワールド)に飛ばされてしまうという話。古風な写真機だったのは「写真に取られると魂が抜かれる」という迷信が元になっているのでしょうか。「パパラッチー」とか「産業革命」とか断末魔が「写真は真実を写すまなこ、いやナマコだっちー」などと、発言がなかなかシュールな敵役でした。

ゴーオンジャーの側はイエローとグリーンがお互いの長所を見失いかけていて、それを補い合ってジャンクワールドでも頑張るという話。買い物につき合わされていてウンザリしていたグリーンに「スマイル、スマイル」と言っていたイエローが、ジャンクワールドに飛ばされて気落ちしてからグリーンがイエローに「スマイル、スマイル」とやるのが良かった。

劇中の設定年齢を気にしたことは無かったのですが、赤の人が「ナウなヤング」とかいうナウなヤングは絶対に使わないであろう台詞を使っていたりと、ノリがちょっと懐かしい感じでした。

仮面ライダーキバ

前回のキバがスーツ着用のままの水中ダイブに始まり、変身解除後のイクサの水中ダイブで終わった話(実際には新・イケメンズのライブシーンで終了だけど)。キバのバイクにかけてあったマフラーでイクサにキバの正体はバレたのかな?

過去編のほうはまだイクサが未完成で身体に負荷をかけるシステムだということが分かって、現代編の方は名護さんの野望の王国が失敗した&渡が次第にこの世の中に慣れていくといった感じ。バイクチェイスのシーンはキバのバイクがあれこれ道交法違反してそうなので走っているシーンはほとんどCGだったかな?バイクチェイスの締めのライダーキック対決はあっさりイクサが弾き飛ばされて終了。

来週はお父さんがイクサ二変身するのかな?

絶対可憐チルドレン

冒頭のチルドレン登場シーンは原作1話のものだったり、バベルの職員紹介に出てくる人たちもかなり早期からの登場となって再編成してあった。前回も思ったけれど、日曜朝ということもあってか、あれこれきな臭いところを取り除いて明るさを前面に出している感じで、バブル期ちょっと後というか90年代みたいな感じが出ている感じ(漫画だと1話で「21世紀」と書いてあるので劇中時代は21世紀だと思われますが)。

紫穂の透視でみた物がコナミコマンドもどきだったり、人形使いの人がモガちゃん人形を持っていたり、薫のお母さんが(多分)『GS美神』の美神さんだったりと小ねたも満載だった(ワイルドキャットの話は原作の感想で谷崎潤一郎の小説から名前取ってるとか書いたので略)。

話のほうは最後の超能力の暴走した薫を皆本が自分なりに守ろうとするシーンのために向けた伏線を張って回収するという手堅い作りだった。話が1話完結形式に近いこともあってこの辺りは安心して見れるところ。

後、全体を通して、特殊な環境で育ってきた普通ではないザ・チルドレンに大人(皆本と兵部)がどう接していくかという大人側の視点で見るお話なので、ある程度年を取らないと、チルドレンの言動や作品自体の雰囲気を許容できないだろうなぁ、とは思いました。中二病発言を高二病患者が許容しがたいようなものでしょうか。それを考えると前枠の『ハヤテのごとく!』とはかなり視聴者層違いそうですが、どうなんでしょうね。