水曜分
キスダム
最終回。先週・今週とで異世界の描写や戦闘中の会話みたいなことがやりたかったのか。こちらの方がかなり消化不良を起こしているようでよく分からないことが多かった。最後の展開も内外からシュウが頑張る展開も、引いて見ていた感じ。
総評としてはいい意味でも悪い意味でも次週の展開が読めなかった作品だった。
OPに関して言えばMADだったり、それが直ったと思ったら終盤でまたMADになったり。展開も4話でいきなり総集編になったり、過去編の挿入時期が遅めだったり。
おまけに公式ホームページの河森デザインの戦闘機が中心の絵からは内容がまったく予想できなかった(笑)あの戦闘機が生かされていたのは過去の話と樹の話くらいだった気がする。
ゼロの使い魔 双月の騎士
最終回。才人がルイズのために七万の大群に単騎で飛び込む話。話は愛するがゆえの自己犠牲を発揮して死亡、したと思っていたらやっぱり生きていて、日常に引き戻されるというベタな作りだった。けれど、そのおかげでエンディングへの流れがスムーズだった。
話の作りとしてもシエスタにもらった眠り薬もきちんと使っていたり、店で買った花に伏線が設けられていたりと丁寧だった。ルイズが才人を追いかける理由が巨乳エルフの話で、才人が帰ってきたことに皆が気付くきっかけがルイズの魔法というのもこの話らしかった。
総評としては前半は一期に増してあざといと言うか、ルイズを才人の側に近づけさせようとしていた感じで、中盤以降は戦争の話が混じってシリアスな話になっていた。それだけに後半はEDに入るときの腰砕け加減が何とも言えなかった。特にコルベールの死亡回のギャップには噴いてしまった。
基本的に一期と同じくハーレムものであっても主人公の男の子が努力して自分の地位を築いていく話なので割合楽しく見ていました。異世界に飛び込んで(徐々に緩和されているとはいえ)自分の世界の価値観が正しいとずっと言ってるのもどうかとは思いますけど。
ウミショー
最終回。メドレーリレーでインターハイに出場するまでがメインで、残りは次の日と学校に帰っての練習。後は沖縄での後日談らしきものがエンディングテーマに乗せて流れていた。尺短めでしたけど、そういう後日談があるというのはうれしいところ。
あむろが自由形で本当に自由に泳いでいたけれど、自由形はクロールでなくても別に良かったというのを思い出した(メドレーリレーの場合は他の人が泳いでいる背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ以外だったっけな?)。でも、水面から飛び出したら速度落ちるだろうとは思った。
総評としては静岡さんのムッツリぶりを観察するアニメだったか、と。競泳水着がテカテカしていたり、過剰にサービスシーンがあったり、湯気じゃなく文字で隠したりと、エロ方面に比重が寄っていた印象。原作者のはっとりみつるの作品は他に『おとぎのまちのれな』を読んだことがあったけど、あれもエロ方面だったし。