∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『コードギアス 反逆のルルーシュ』

ルルーシュがゼロとして行動した結果をじわじわかみ締めさせる話。それがカレンやルルーシュ自身にためらいを生んで、ルルーシュはコーネリアのナイトメアに引き金を引けなかったという結果を生むことに。ルルーシュは

「撃っていいのは撃たれる覚悟があるものだけだ」
(ルルーシュ 第一話)

と言っていたけれど、自分が被害者になった過去から充分に実感していたつもりでも自分の友達(以上)が被害者になるのはあまり想定していなかったんだろうなぁ。スザクと別れた後はのらくらとごまかして生きていた感じだったし。近しい人はいない予定だったんだろう。

その後のルルーシュ対スザクは二人の男が自分の主張をぶつけながら殴りあう展開。これは谷口アニメの醍醐味でようやくネタ以外の面でノってきた感じ。ただ、ルルーシュはブリタニア皇帝の縮小再生産状態、スザクはブリタニア軍内で何の力も持っていないので主張だけが空回りしている印象。まだそこはこれからというところか。特にスザクは『ガン×ソード』でも類型キャラが出ていたので化け具合(もしくはそのまま具合)が楽しみ。

後、新OPは正直映像から浮いてる気がします。深夜帯の予算でなくても映像をすべて差し替えというわけにはいかないので仕方ないのかもしれませんがね。ここは『サイバーフォーミュラ』1話のフィルムからOPを作った富野監督に(無理

ルルーシュのうかつさは言うまでもないんですが、次回タイトルの「ギアス対ギアス」というのがすごく気になります。