∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『コードギアス 反逆のルルーシュ』

日本国旗がはためいていたり、アメリカ大陸にブリタニアと書いてあったり、わざわざ日本人言及があったり、ブリタニア帝国第三皇子が正義を過剰に主張したり、その裏でメディアが動いていたりと「ああー、竹田Pっぽいなー」と思う描写がしばし。レベルとしては気にしなければそれほどでもない程度。OPを見る限りルルーシュ(テロリスト側)とスザク(体制側)の二本柱で話は進む様子。前回のエントリにも書いたけれど

  • ルルーシュ(黒の皇子):黒は反・体制の色。皇子はルルーシュがブリタニア皇国の皇子であることから
  • スザク(白の騎士):白は体制の色。騎士は搭乗ナイトメアが「ランスロット」*1であることから

という対立構図。戦いに対しても、これは先行特番でシリーズ構成の大河内一楼がインタビュー中で語っていたようにルルーシュは革命派でスザクは内部改革派。ルルーシュのほうは劇中でも端的にその思想が現れていて

「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけだ」
(ルルーシュ 1話「魔人が生まれた日」)

という台詞にも現れているように思う。プロデューサーつながりで『SEED』シリーズの登場人物との類似性を挙げる人もいると思うけれど、革命派と内部改革派の対立と言うと個人的には『逆襲のシャア』でのシャアとアムロにを思い起こしてしまう。ルルーシュが王の力=ギアスの代償である孤独を受け入れられずに暴挙に出たり、スザクが自分が批判的だったブリタニアで軍人になってしまったりということにはならないで欲しいなぁ。

以下、考察というか妄想。随時追記予定

C.C.(シーツー)について

OPが終わった後の皇暦2010年の様子(子供時代のルルーシュとスザク、ブリタニアの占領)はC.C.の視線。そしてルルーシュの意識に干渉したとき(皇暦2017年)のヴィジョンで「王の力を得た代償としての孤独」の件でブリタニア皇帝が出ていたので、少なくともC.C.はブリタニア皇帝時代から生存している。

おそらくは「人と異なる理・時間・命」を持っているものであることが予想できる。1話で派手に撃たれたけれど人とは違うものだから2話以降普通に復活していることが予想される。

王の力=ギアス

C.C.の願いを一つかなえる契約でルルーシュの左目に宿った力。代償は孤独。1話では他人をコントロールする力があるように見える。発動の際にルルーシュの目に出たマークは劇中ヴィジョンでもあったがメディアミックス作品『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー(仮)』のリーフレットの絵にあったものと同じ。

先述したようにルルーシュとC.C.の干渉ヴィジョン中にブリタニア皇帝がいたことから、おそらくブリタニア皇帝もC.C.と契約を交わしてギアスを手に入れたことが予想される。ギアスの力で世界を征服していったが、C.C.の願いが叶えられないことだった(あるいは叶えたくないことだった)ために、トラブルが発生してC.C.が他の人間にギアスを与えないように監禁していたことも予想できる(この場合ブリタニア皇帝はギアスの力を失っている)ルルーシュの母の死やエリア11への侵攻もこの辺りが原因かもしれない。

後、1度しか見てないので聞き間違いかもしれないが、発動の際にルルーシュは下の名前を「〜ブリタニア」と名乗っていたような気もする。

*1:ブリタニア→ブリテン島→アーサー王→円卓の騎士