∀ddict

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『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の宇宙戦争』1話

初代ガンダムファンが揃っていて彼らの「ガンダムらしさ」という空気が反映されているのが良く伝わってくる。この辺の話は以下で引用しているスタッフ+富野対談で概ね書かれているので省略。富野監督が対談中で

富野 そういう部分があるだけに惜しいんだよね。そうだ、ひとついい例を思い出した。ビデオの本編中に決定的なミスのセリフがひとつ残ってます。これは、今いったようなロボットの存在感を本当につかまえてないための失敗です。わかりますか。 山賀 …? 富野 アルがザクを追いかけていったとき、仲間の子供がいった「お前、授業をさぼるのか!」というセリフ。あれは決定的なミスです。要するに、市街地戦に近い形であの大きな物の戦争が始まった瞬間、いくら子供とはいえ、自分たちの置かれた状況は判断できるはず。避難するか、家に帰らねばというレベルで、あのセリフはちょっと違うような気がします。ああいうMSの下にいる人間たちが何を考えているのか。作り手は自分の座標をどこに置くのか。それを考えてみてください。

と言っていた部分は確かに注意して聞いていると今までの雰囲気から一つ浮いて悪い意味でアニメチックになっている気がした。目の前で18mもあるジムやザクが戦闘していて、自分たちの目の前をザクが通り過ぎたというのに、今までの空気からするとのんきすぎる。私だったら腰が抜けて「あ、おい」くらいしか言えなそうだ(笑)後は見ていて浪川大輔(当時12歳)も林原めぐみも声が若いなぁ、と思いました。

メカや設定的にはジム寒冷地仕様とかザク改なんてものが出てきたりしているわけですが、色々扱い変わってきてるので今どうなってるのか分かりません。好みで言うとザクだけは他のバージョンの方が好きですが。