∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

雑誌『アイコン』の思い出

 一人で鬱々していると書いている文面も鬱々してきた。あまりいい傾向ではないので何か書こうと思うのだが、書き始めると今の精神状態が現れてしまう。どうしようもないので思い出を書くことにした。これくらいしか明るい(?)話もないという悲しき現状なのだ。


 その第一弾として中学校の頃に愛読していた雑誌『アイコン』の思い出を書いてみる。『アイコン』はアスキーから出版されていた隔週発売の雑誌で、現在は週刊化されて『週刊アスキー』になっている。『アイコン』時代で好きだったコーナーがいくつかある。具体的には

の四つだ。上の二つは現在も『週刊アスキー』で連載中で単行本も出ているのでよしとして、問題は下の二つである。この四つどれからも勝るとも劣らぬ量の知らなくて言い事実を知らされてしまったのだが、特にインパクトが大きかったのが一番下の『二次元ラバーズ』で、次いで『叱ってダーリン』である。
 『二次元ラバーズ』は字面からある程度予想は付くと思うが、ギャルゲーやエロゲー(『アンジェリーク』系もあったような気がするけれど)のレビューコラムである。Windowsもまだ9x系が現役だった頃にエロゲの存在を知ったこともそうだが、レビューを書いているのが女性編集員二人組だったのには驚いていた。毎回繰り返される容赦の無いエロ突っ込みにはワクワクしたものだった。思えばこれがオタク女子との初接触だったのかもしれない。よく覚えているのがタイトルは失念したのだが、女王様の女社長が美少年を借金のかたに取って調教するというゲームだった。あのレビューでの突っ込みは今でも忘れられない。他にも『放課後恋愛』シリーズや『To Heart』などが紹介されていた覚えがある。
 『叱ってダーリン』は夫婦の夜のあれやこれやの漫画の部分が楽しみだったのに、どういうわけか、唐沢夫婦とドクターマリオで対戦した記事を良く覚えている。夫婦のあれやこれやの話は後に某図書館で東京電力のでんこさんを書いている人の夫婦生活の漫画を読むまでその系列の漫画を読まなかったのでおそらくそういったジャンルの漫画との初遭遇もこのときだったと思われる。


 こうやって思い出してみると、隔週で雑誌を待ってワクワクしていたなんて当時は単純な頭をしていたのだと思う。後、田舎だったから情報に飢えていた部分は多分にあると思う。
 しかし、最近ワクワクしたのは劇場版Ζくらいかなぁ。枯れていっているというか、出口の見えない閉塞間に押しつぶされそうな今の心境です。カラ元気でもいいから出さないとやってられないなぁ……。