∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』メモ

日本語で言えば「思えば遠くへきたものだ」といったところだろうか。このセリフをはじめて創作で読んだのはスーパーファミコンの『MOTHER2』だったように思う。夜突然ドアを叩く悪友。そこからすべてが始まり、新興宗教から女の子を助け出し、ゾンビに囚われたと思ったら寄宿舎育ちの天才児が助けに来たり。サターンバレーでコーヒーを飲んでいるときに始まるナレーションのはじまりの文句だった。

MCUもはじまりから10余年。フェーズ3もこれで終わり、オリジナルのアベンジャーも半数がいなくなった。特にアベンジャーズのアイコンであるトニー・スタークーーアイアンマンの喪失は人々に大きな不安をもたらしていた。世界は次のアイアンマンを求め、トニー・スタークが選んだ後継者はピーター・パーカー、スパイダーマンだった。


冒頭、学内放送で『アベンジャーズ:エンドゲーム』の結果復活した世界の半分の人口が復帰した様子は雑に説明された。消えなかった人たちは5歳年を取って、消えた人は消えた時の年齢のまま復帰した。そんな中でピーター、ネッド、MJ、フラッシュが全員消えた側というのは恣意的な感じもあるが、ま、そこはそういうものだろう。戻って来てからの8ヶ月間でどのように復帰していったのか語られないが、それはフェーズ4の大人たちに任せるという塩梅だと思う。

前作『ホームカミング』がホームカミングパーティーだったように、今作『ファー・フロム・ホーム』は劇中ではピーターたち科学部のヨーロッパ旅行を表している。そこに元素をモチーフにしたエレメンタルズが襲いかかり、ミステリオが登場して助ける。

今作のミステリオはヒーロー然した自称異次元人で、アース-833からこのアース-616に来たと言っている。原作読んでいる人はミステリオがヴィランだと知っているからなんのヒントにもならないが、MCUはアース-199999で、アース-833は『スパイダーバース』でも出てきたスパイダーマンUKのアース、アース-616はコミックスのメイン舞台だ。彼は異世界をメタ的に見れる存在でもなく、見れたとしたら嘘をついている。おおよそ何か目的があってヒーローのふりをしているのだろう。

地球の脅威エレメンタルズを倒すということでニック・フューリーに夏休みを乗っ取られたピーター。一時的に脱出を計るもののそうそう逃げ出せるわけもなく旅行の経路も変えられてしまう。その過程でピーターはトニーの遺産のイーディスを受け取る。これインサイト計画では……というアイアンマンシリーズによくある、真の敵は己の過去の行いというモチーフが登場。


そして、学生生活とヒーロー生活の板挟みに遭ったピーターにこれでもかというくらいいいやつぶりを発揮するミステリオ。ピーターはすっかり信用してしまい、トニーの遺産であるイーディスをミステリオに渡してしまう。と、ここで種明かしとばかりに手のひらが返され、ミステリオはトニーに敗れた人たちによるドローンAR技術の結晶だったことが明かされる。過去の『アイアンマン』シリーズのあの人とあの人という演出も。

チーム・ミステリオの目的はある種トニーへの復讐で、トニーが作ったもので人々の不安を利用し、次のアイアンマンとして人心掌握という名の世界征服を企んでいる。アベンジャーズが世界に名を馳せたニューヨーク、チーム・ミステリオにとってそれはロンドンだった。しかし、その企みは偶然にもチーム・スパイダーに暴かれ、スパイダーマン対ミステリオが成立する。

舞台はベルリン。ここからコミックらしいミステリオ戦となる。ゲームのような幻想的な世界。バットマンアーカムシリーズのスケアクロウのように直接本人の恐怖を再現するわけではないが、ミステリオが思うピーターにとっての恐怖を投影していく。ここで冒頭、復活したピーターからスパイダーセンスが消えたことが効いており、ドローンARのプロジェクションだと分かっていても追い込まれていく。最後にはピーターはチーム・スパイダーの存在を漏らしてしまい、電車にはねられてしまう。


遠路はるばるピーターを迎えに来たのはハッピー・ホーガン。ミステリオのせいで不安定になっているピーターに『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』のホテルの有料チャンネルの話をして身の証を立てるなど、この人はピーターにとって不思議な立ち位置の人なんだなぁ。責任を感じて周りにあたってしまう姿や、ピーターのホログラムによるスーツ設計の姿を見てハッピーはピーターにかつてのトニーを重ねる。BGMはもちろんアイアンマンのACDCの曲。過去の敵に今の自分を打ち砕かれて挫折し、新しいスーツで逆転を狙うというアイアンマンシリーズの骨子がここに完成する。

そして決戦の舞台ロンドン。ドローンARの内側にソニーを感じたけど、あれはどうしてだろうか。チーム・スパイダーとそれを助けに行ったハッピーはややコメディーパート感のある扱い。ネタ扱いされていた先生もエレメンタルを見て「『パワーレンジャー』だ!」という声に「『ヴォルトロン』だろ」と言うなどそんな感じ。

多数のドローンに圧倒され苦戦するスパイダーマン。アイアンマンも『アイアンマン2』ではドローン軍団と戦ったのでした。数に押されながらもスーツと持ち前の知恵と盾と即席投げ爆弾とキャプテン・アメリカとソー、そしてDIYで戦った『アイアンマン3』その全てがボロボロになったスパイダーマンに重なってついミステリオと対峙。ここで、覚醒したようにスパイダーセンスが復活。サム・ライミ版『スパイダーマン』でグリーン・ゴブリンが自分のグライダーで死んだように、ミステリオにもドローンの玉が直撃……したかに見えるも、それはミステリオの幻影。しかし、スパイダーセンスが復活したスパイダーマンは自分に向けれた銃口に気づき、イーディスを奪還。ドローンの攻撃を中止。イーディスが「幻影ではない」だと確認したミステリオも動かなくなる。


橋の下で満身創痍のピーターとドローンからの襲撃を辛くも耐え抜いたMJが再開。プレゼントはハッピーから渡されてしまうし、壊れてしまうし、向こうからキスされてしまうし、全く計画通りいかなかったピーターだが、無事2人の心は通じ合ってハッピーエンド。とはいかないのがスパイダーマン

エンドクレジット後にはミステリオの合成画像で作られたフェイクニュースを流すニュースサイト、デイリー・ビューグルのJJJ。演者はサム・ライミ版と同じJ・K・シモンズ。遠くに行ったはずが、物理的にも、そしてMCUを超えたスパイダーマンというシリースとしてもホームに戻って来た感じ。そして明かされるスパイダーマンの正体。原作でもスパイダーマンの正体が明かされることはあったが、MCU、そしてアイアンマンの後継者という視点で言うとアイアンマンと同じように世界に対して素性を明かすヒーローになり、周りの皆が危険な立場になってしまう。この様子だとミステリオも生きてそう。

そして更なるエンドクレジット。本作に出て来たニック・フューリーとマリア・ヒルは『キャプテン・マーベル』に出て来たスクラル星人。当のフューリーはというと、クリーの宇宙船の中。フェーズ4の詳細日程は明かされていないが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目か、『キャプテン・マーベル』の2作目になるのか。

映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』


20世紀FOXX-MEN最終回ということで見てきました。

サブタイトルは映画の公開にも合わせて発売された『X-MEN: ダークフェニックス・サーガ』

X-MEN:ダークフェニックス・サーガ (MARVEL)

X-MEN:ダークフェニックス・サーガ (MARVEL)

実はこのストーリーアーク、以前にも部分的に実写化されています。映画『X-MEN2』と『X-MEN: ファイナル ディシジョン』

ジーンがそうです。

それぞれシチュエーションが異なるものの、能力を極限まで利用しないといけない極限状態に陥って死んだ後にパワーによって復活し、邪悪な破壊神になってしまうというのは概ね一緒です。

以下ネタバレありで書いていきます。前述の邦訳版を買ってないので、原作コミックの参照には不足や誤りがある可能性があります。また、原作コミックの確認はMarvel Unlimitedにあるもので行なっています。




旧タイムラインでファムケ・ヤンセンが演じており、前作『X-MEN: アポカリプス』

で登場したソフィー・ターナージーン・グレイ。映画が始まる段階で劇中のほぼ背景がないサイキッカーテレパスなので、オリジン話があります。『Uncanny X-MEN』#1

Uncanny X-Men (1963-2011) #1 (English Edition)

Uncanny X-Men (1963-2011) #1 (English Edition)

では既にティーンエイジャーで、ジーンが恵まれし子らの学園に来たところからはじまります。

といったエピソードが『Bizarre Adventures』#27

Bizarre Adventures (1981-1983) #27 (English Edition)

Bizarre Adventures (1981-1983) #27 (English Edition)

にあるらしいのですが、Marvel Unlimitedにはありませんでした。おそらく同様の話が『Jean Grey: X-Men Origins』

X-Men Origins: The Complete Collection (X-Men Origins (2008-2010)) (English Edition)

X-Men Origins: The Complete Collection (X-Men Origins (2008-2010)) (English Edition)

  • アーティスト: Trevor Hairsine,Mike Mayhew,Mark Texeira,J.K. Woodward,Dan Panosian,David Yardin,Phil Noto,Jesse Delperdang,James Harren,Cary Nord,Karl Moline,Leandro Fernandez
  • 作者: Christopher Yost,Sean McKeever,Mike Carey,Kieron Gillen,Roberto Aguirre-Sacasa,Stuart Moore,Marc Bernardin,Adam Freeman,Valerie D'Orazio,Duane Swierczynski
  • 出版社/メーカー: Marvel
  • 発売日: 2019/03/28
  • メディア: Kindle
  • この商品を含むブログを見る

にあるので、映画の設定はこの辺りから取っているのかもしれません。ただ、トラウマになった死の対象が友達のアニーから両親になっています。ジーンの両親というと『X-Men』#30 (昔邦訳も出てました)のスコットとジーンの結婚式にも出ていて

X-Men (1991-2001) #30 (English Edition)

X-Men (1991-2001) #30 (English Edition)

存命中は仲も良好なキャラクターだと思っていたので、そう変えてくるのかというのはあまり好意的には受け入れられませんでした。その後の展開の都合もあるのですが、あまりいい改変だとは思えませんでした。

その後、復調したジーンは、まだ髪のある頃のプロフェッサーXが能力は使う人と用途次第で評価されるものだと言って恵まれし子らの学園に連れて行く。


そして、物語中での現代。『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』以降、現実のイベントを被せるお題ものになっていて、今回は1992年、エンデバー号の打ち上げでした。突如の機体不具合に大統領からの特命を受けて出動!X-MEN!という、政府からそんな扱いの団体だったか疑問もありますが、FOXバースには他のヒーローはいないはずなのでそうもなるのでしょう。

そして、破損したシャトルジーンが一人残り、謎のフレアが接近中。『Uncanny X-MEN』#100

でのジーンの身を呈した破損したシャトルでの地球帰還にシチュエーションは他と比べるとかなり近い、ですがそれはそれ。エアロックに取り残されてる人がいる話はシチュエーション再現の意図を感じました。

宇宙飛行士を全員救助して地球に戻り、一般市民や恵まれし子らの学園の生徒から喝采を浴びるX-MEN。ミスティークはX-MENを危険に晒しても宇宙飛行士を救う指示を出したプロフェッサーXに反発し批難。この辺2000年以降定番になったプロフェッサーXの罪への批判を思い起こしました。邦訳もされた『X-MEN: デッドリー・ジェネシス

X-MEN:デッドリー・ジェネシス (MARVEL)

X-MEN:デッドリー・ジェネシス (MARVEL)

なんかもそうですね。個人的にこのあたりの流れはあんまり好きじゃないのでテンションが下がり気味に。


謎のフレアを吸収したジーンはビーストの危機では計測できないくらいパワーアップ。本人も気力で満ち溢れているとコメント。学園の夜祭でもお酒ガブガブ。学園の後夜祭といえばキャンプファイアーと音楽ですが、火は学生の能力。音楽はダズラー。実はダズラーの初登場は『Uncanny X-MEN』#130

Uncanny X-Men (1963-2011) #130 (English Edition)

Uncanny X-Men (1963-2011) #130 (English Edition)

で、ストーリーアークとしては「Dark Phoenix Saga」の最中なんですよね。コスチュームがそのままで特徴的な能力を画面いっぱいに披露していたのですぐに分かりました(以降何の言及もなかったですが)。

酒のパワーで自制を失い、フェニックス・フォースを暴発させるジーン。お偉いさんとのパーティーに出てたプロフェッサーXもそれを感知して急遽帰宅。セレブロで能力を増幅してジーンの抑え込みにかかります。その最中でジーンが両親を殺したトラウマを封印し、父親が生きていることを隠したことがミスティークとビーストにバレてミスティークから猛反発。結局抑え込みに失敗し、ジーンに父親の生存を知られて実家に逃亡されることに。


と、この周辺でフェニックス・フォースに故郷を滅ぼされて、フェニックス・フォースをどうにか自分たちのものにしようとしている宇宙人(外見乗っ取り型なので正体が暗闇などでいまいち見えず)が登場。外見乗っ取り型の宇宙人というとスクラル星人ですが、彼らは映画『キャプテン・マーベル

で出ているので版権的に使えないはずです。この何と呼んだら良いかよく分からない宇宙人が今回の敵です。字幕で名称出てましたが、女性の名前がVukくらいしか覚えてないくらいの印象です。絵面だけだと単に強い人なんですよね。後で調べると『Uncanny X-MEN』#135

Uncanny X-Men (1963-2011) #135 (English Edition)

Uncanny X-Men (1963-2011) #135 (English Edition)

でダーク・フェニックス化したジーンが滅ぼした星の人だったようです。戦闘盛り上がるのかしらという不安を抱えながら次の場面へ。


ジーンが実家に帰るとそこには死んだと思っていたはずの父が。ジーンが心を読むと、父親の視点から母親が死んだ事故から、プロフェッサーXが自分を引き取りに来る前に父親と話していた事が。感情で力が漏れ始めるジーン。そこにブラックバードジーンを連れ戻しに来たX-MEN一行。順にジーンを説得するも全て失敗。駆けつける警察車両をテレキネシスで破壊するジーン。そして最後まで説得にあたったミスティークはテレキネシスで弾き飛ばされて死亡。うろたえたジーンはその場を飛び去って行く。


この後から各チームの話が同時並行的に進むので合流までまとめてしまうと

ジー
  • 実家から飛び去った後にマグニート率いるコミュニティへ。軍隊という招かれざる客も呼び寄せたジーンはヘリを破壊して事を荒立て、マグニートから追い出される
  • さまよいながら、マインドコントロールで周囲の人間に自分だと気づかせないようにしながら呑んだくれるも、宇宙人に見つかってついて行くことに
  • 宇宙人の拠点のビルに連れて行かれて、宇宙人とフェニックスの正体を明かされる
教授とX-MEN (サイクロプス、ストーム、ナイトクローラー) ※ ビーストはミスティークの葬式後離脱してマグニートに合流
  • ミスティークの葬式
    • 学園の子らはシャトルから帰還したジーンをフェニックスと呼んではしゃいでいたのに、ジーンがミスティークを殺した事実に少なからぬショックを受けている様子。ジーンをみんなで助けられると言うスコット。だが、反応は薄い
    • ミスティークの死で激しく感情を高ぶらせるビースト。声をかけてきたプロフェッサーXと口論に。そのまま喧嘩別れでビーストは学園を後にする。
  • ジーンの所在の判明
    • X-MEN全滅を避けるためにストームを残そうとするプロフェッサーXだが、ストームは拒否
    • そういえば宇宙飛行士救出ミッションにはクイックシルバーいたのにどこ行ったんだろう?
マグニートとブラザーフット+ビースト
  • ジーンの急な来訪後にビースト合流。ミスティークがジーンに殺された事を告げる
  • マグニートがセバスチャン・ショウのヘルメットを被る。ジーンに「人殺しは止めた」って言ってたのなんだったんだ
  • ブラザーフッドの情報網でジーンの所在を探し当てる

というところで宇宙人の拠点前で合流。

宇宙人の拠点前でX-MENブラザーフッドが戦闘。一通り能力紹介的なバトルが通りを走る車や、地下鉄の車両などをはじめとした一般市民を壮大に巻き込む。宇宙人・ジーンペアとマグニート、プロフェッサーXがそれぞれ対面。ともに敗北。プロフェッサーがジーンの良心に訴えかけ、良心が戻って来たところで宇宙人にフェニックス・フォースを譲渡する流れに。

半端に宇宙人にフェニックス・フォースを譲渡したところで、軍隊突入でミュータント能力抑制首輪で宇宙人以外全員拘束。肝心の宇宙人は戦闘で弾き飛ばされていて拘束されてないのはちょっと都合よくないかという感じがしました。


半端にしかフェニックス・フォースを吸収できなかった宇宙人は護送列車で収容所に輸送されるミュータントたちを襲撃。宇宙人の本性を明かすでもなく、特殊能力を使うでもなく、ただ耐久力が高い人間で......ゾンビなんですよね。最初は軍隊が投入されて銃火器では対応できずに次々とやられていくし、夜だし、列車の屋根に張り付いてたりするし。ミュータント各々の能力を発揮した戦い方を見せてはくれるのですが、敵の耐久力がやたら高いのでまあなあという感じ。

で、プロフェッサーXの謝罪でジーンの覚醒。電車を止めて通常宇宙人を塵に戻し、フェニックス・フォースを吸い取った宇宙人を拘束。別れを告げて制空権でフェニックスに戻る。


後は後日談で、恵まれし子らの学園がジーン・グレイ学園になり、引退したプロフェッサーXの元にはチェスを持ったマグニートが。ジーン・グレイ学園はウルヴァリンがある事件をきっかけにユートピアを出て元恵まれし子らの学園に戻って開始した『Wolverine and the X-MEN

Wolverine and the X-Men By Jason Aaron Vol. 1 (English Edition)

Wolverine and the X-Men By Jason Aaron Vol. 1 (English Edition)

での学園の名前ですね。プロフェッサーXとマグニートのチェスは『X-MEN: ファーストジェネレーション』

でもありましたし、以前のシリーズからの引き継ぎでもあります。完結編だけあってCパートも特になし。



ということで、『X-MEN: ファーストジェネレーション』からはじまった新X-MENシリーズも終わりました。同時期にMCUというシリーズが展開されており、それと比較されてしまう立場でかなり分が悪いシリーズだったと思います。実際、『X-MEN: フューチャー&パスト』はヒュー・ジャックマンを見にいくくらいのモチベーションでしたし、『X-MEN: アポカリプス』は現在のスタジオ体制でアポカリプスのストーリーラインをやってもなという気持ちだったのをよく覚えています。

ひとえにMCUという存在が大きいのかもしれませんが、X-MEN自体が実写映画尺でやりにくい内容なのかもしれません。群像劇で人数多いですし、ストーリーも比較的長いものが多い気がします。とはいえ、ポジションをズラした結果、人間関係やキャラクターが微妙な感じになっている感じも否めません(毎回サイクロプスのポジションがよく分かんない感じ)。

ともあれ、おつかれさまでした。次のMCU X-MENでこのシリーズの評価どうなるんだろうと思ってしまう次第ですが。

『ガールズ&パンツァー最終章』第2話

1週目に見に行ったので来場者特典は色紙で押田・安藤ペアでした。

話としては3パートで

  • 1回戦のBC学園との決着完結編
  • 幕間
  • 2回戦の知波単学園

で、おそらく今後もしばらく試合の途中で終わる構成になるのでしょう。


メンバーも変わっておらずで登場人物それぞれが成長している描写がありで、いつものいい出来でした。

マーベルシネマティック・ユニバースPhase1-3の思い出

はじめに

先日、映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』

を見て来ました。マーベルシネマティックユニバース(以下MCU)のPhase 3完結は夏公開予定の『スパイダーマン:ファー・フローム・ホーム』なのですが、一旦終わった気持ちなので記録しておこうと思いました。『アベンジャーズ:エンドゲーム』の話はネタバレに当たる可能性があるのでしませんし(同じく『キャプテン・マーベル』も公開日から日が浅いので記載を控えます)、各作品ごとの批評は

マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?

マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?

があるので、ここにはMCUとの個人的な思い出を記します。

Phase1 (2008〜2012)

MCUがはじまった2008年は自分の人生としても大きな転換点でした。具体的には就職して、全く希望と違う部署への配属だった上にオンコール対応があったという状態で心身ともに参っていました。同じく終わる頃の2012年はキャリアチェンジを考えていて同じく苦労していた頃でした。

また。2008年にiPhoneが発売され、コミックの電子版をスマホで読むという経験がはじまりました。コミックショップも人形町からかなり歩いた場所に移転してしばらく途絶えていたコミック原作を読む風習が再開されました。本格的に買うようになったのはiPadが販売されるようになった2010年以降ですが、映画の前日談のコミックが出ていたことも定期的に買う一因になっていました。

今思い返してみると、Phase1の作品は全編通して何回も見直しているのは完結作である『アベンジャーズ』くらい。個別のヒーローの作品はまだまだ作り方や方向性を模索中だったのだと思います。『アイアンマン』以外の個別作品は劇場に見に行ったときの空席具合が興行収入を容易に想像させるものでした。

また、ディズニーによるマーベル買収は2009年でそういえばそれ以前は配給が別だったことを思い出しました。

インクレディブル・ハルク (2008)

MCUのトップバッターは『インクレディブル・ハルク』。夏休みではない8月は久方ぶりでだいぶ消耗していました。

当時事情を知りませんでしたが、2003年にやった『ハルク』

ハルク (吹替版)

ハルク (吹替版)

とは別物。確かに俳優は違う。雰囲気も前の情緒的な感じとは異なってハリウッド的。後の『アベンジャーズ』でハルク役がエドワード・ノートンからマーク・ラファロに変わったこともあり、私の中で本作はMCUの連続性を持てていません。

更にスタッフロール後のシーンにアイアンマンが出てた話は『アイアンマン』公開まですっかり忘れていました。多分次週に公開された映画『ダークナイト』(2008)を見たいせいでしょう。『ダークナイト』は当時相当なブームになっていて、完全に印象が薄くなっていました。

アイアンマン (2008)

本来のMCU第1作目。日本ではなぜか公開順が『インクレディブル・ハルク』と前後。シルバーウィークの次週公開で多少元気があった状態で見れました。とにかくアーマー製作工程がよかった。話は割とどうでもよくて(冒頭の動機付けはともかくとして、後半の尻すぼみ感はどうも...)アーマー作っているシーンだけ繰り返し見ました。

アイアンマン2 (2010)

アイアンマン2 [Blu-ray]

アイアンマン2 [Blu-ray]

そこから1年飛んで『アイアンマン2』。興味の中心はやはりアーマー。モナコグランプリのトランクケース・スーツ(マーク5)の装着シーン繰り返し見ました。

しかし、話は相変わらず「うーん」というところ。確かに、コミックの「デーモン・イン・ザ・ボトル」のアルコール中毒パラジウム中毒に転化し、ロバート・ダウニーJr自身の薬物中毒時の経験という局所的には面白い点はりました。しかし、宿敵の動機含め最後の方はしょっぱい印象を拭えませんでした。

マイティー・ソー (2011)

マイティ・ソー [DVD]

マイティ・ソー [DVD]

「ジェーン・フォスターがナタリー・ポートマン!」ということで行ってみたらダーシー役のカット・デニングスの方に「いいね」しました感。クリス・ヘムズワースのことは「J・J・エイブラムスのリブート版映画『スター・トレック』の冒頭にいた人」程度の認識しかなく、見た後はソーの役柄もあって大型犬みたいなイメージに。

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (2011)

予算配分(CGの使い所と後半のダイジェスト)にびっくりする映画。キャプテン・アメリカはその出自に重要性を持つキャラクターだったので、英断だとは思うものの、後半の話も時間かけて作られていればなと思いました。

メディアで見直した時にオーディオコメンタリーを聞いていたら「クリス・エヴァンスの走り方が特殊でスタントの人が真似しづらい」とか「バッキーはウィンターソルジャーになるから大丈夫」などとなかなか面白い話が聞けて、以降メイキング系を聞くためにメディアを入手するようになりました。

アベンジャーズ (2012)

Phase1で見直す作品を1本選ぶなら間違いなくこれ。現状でも非メジャータイトルがそうであるように日本公開は全世界から遅れること3ヶ月の8月公開。しかし、3-4月の深夜には映画のCMが流れるなど、一部では盛り上がりを想定している動きはありました。

全世界での盛り上がりを受けてか8月の本公開日を前に1週間程度先行上映という期間がありました。前売り券が売っているが、劇場に映画を観に行けるという奇妙な状態でした。この期間に2, 3回劇場で本編を見て、メディアを見てデジタルダウンロード版をタブレットに入れて...とにかく何回も繰り返し見ました。

Phase2 (2013〜2015)

苦労の甲斐(?)あって、キャリアチェンジしたのが開始の2013年。いきなり苦労して奥歯がすり減る事になろうとは思いもしなかったのだった。苦難の2014年を通り越して2015年は穏やかに過ごしていました。

Phase2は本編と次の可能性を広げる作品群から構成されています。次の可能性パートは今から考えれば大成功でした、相当なチャレンジだったでしょう。『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』はコミックで2008年にシリーズ変わって2010年まで続いていたのを1号の表紙で知っていた程度。スコット・ラングの『アントマン』は『ヤング・アベンジャーズ』(2005-2014)で娘のキャシー・ラングを知った方が先なくらいでした。

他のPhase2の書簡としては監督の(途中)降板が相次いだ印象が多く、質が高くなっていっている印象はあるものの、どうにも思惑のズレを感じるところがあった。よくできてるが、見ると疲れるので1回見れば十分という印象もこの頃できてきたと思います(特に同時期のDC映画との比較で)。

また、この時期から『エージェント・オブ・シールド』や『エージェント・カーター』などのスピンオフドラマが展開されました。『エージェント・オブ・シールド』の初期のシーズンは映画と連動した展開を行なっており、「共時的に見れていたら面白さがグッと違っただろうな」というエピソードがいくつもあって、放送の時間差に悶々としたものでした。

アイアンマン3 (2013)

監督は1, 2のジョン・ファヴローから変わってシェーン・ブラック。酷い目に遭ってもヒーローである事を辞めず、自分の心赴くところを見直すという話。真面目に見ると結構しんどい話だったりするが、適度にギャグ入れて雰囲気のコントロールするというMCUの雰囲気がよく出てい流と思います。あ、でも一番の関心事はアイアン・パトリオットカラーのウォーマシーンがどう扱われるかでした。大統領が着用しているという小ネタはありましたが、全く普通にローディー着用で拍子抜けした感じはありました。

近所のホームセンターに行って潜入グッズ作ったりするあたりのマインドがトニー・スタークという人なのだろうけど、物語上アイアンマンでい続けるしかないよねというある種のメタ的犠牲を感じた。このやりたいことと役割と諸々重なった結果のこじれた感じが当時の心に響いてました。

マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2014)

監督はケネス・プラナーから変わってアラン・テイラー。前作からその萌芽はあったものの、ソーがギャグ担当になったのはこの話からではないでしょうか。各メンツのギャラの高騰も遭ったと思いますが、前作に引き続いてナタリー・ポートマンが出演していたのは嬉しかったです。

ロキが『アベンジャーズ』で確立したキャラを遺憾無く発揮していてズルい感はありましたが、カーチャンの死にみんなショボーンってしてるのが割と辛かったです。この辺の年から映画見るたびに感情の起伏が激しくなって年を感じるようになってきました。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)

監督はジョー・ジョンストンから変わってルッソ兄弟。この頃には邦訳も出ていたのでみんなして「セバスチャン・スタン、一体何ッキー・バーンズ役なんだ」みたいな事を言っていたのを覚えています。生き返って間もないキャンプテン・アメリカはバッキー・バーンズの記憶もまだ新しいのでしょうが、他の人からするとキャプテン・アメリカ以上の過去の人なので、思いつきにくいですよね。

なんと上層部にはロバート・レッドフォード。ゲストキャストの豪華さがこの辺りから格段に上がり、興行収入の他に肯定的に見られる要因が醸成されてきたのだと思います。

話の方もモチーフがやや古い感じはしましたが、スリラーっぽく仕上がっており、キャプテン・アメリカの超人性も発揮されており、後の『エイジ・オブ・ウルトロン』でウルトロン計画に反対するほどの経験としての伏線としていい話だったと思います。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)

邦題は「ザ」を抜いているせいでかえってややこしい。宇宙系の版権が概ねファンタスティック・フォーに付随しているはずなので、主に地球で戦っているアベンジャーズが宇宙に出ていくための配役なんだろうなと、正直全く期待はしていませんでした。はみ出し者があつまって事を成すというジェームズ・ガンの十八番モチーフでよかったです。音楽もベストヒット集でサントラ買ってしまいました。Phase2で繰り返し見るならこれかなと思います。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)

ジョス・ウェドンMCUに関わった最終作。すごく頑張ったんだろうけど、色々要素多すぎて繋げるので限界だよなという感もある。それでも冒頭の突撃シーンのコミック見開き2ページの実写化と思えるようなカットや、ラストバトルの螺旋状のカメラワークでの防衛戦など、演出の工夫があった。これ以降バトルシーンで特徴的な演出がなくなったような気がする。

アベンジャーズ』のときのような「終結点」というよりは「経由点」といった印象で今よりは次を優先したのかなと思いました。

アントマン (2015)

アントマン 3D [Blu-ray] (2016)

アントマン 3D [Blu-ray] (2016)

エドガー・ライトが降板して監督はペイトン・リード。なんでアントマンなんだろというのはこの時点では全くわかりませんでした。気軽に見れる感じの映画に仕上がっていて、エンドクレジット後も「続きもよろしくね」くらいだったので、全く真意が分からないままサラッと見ていました。

Phase3 (2016〜2019)

仕事でごちゃごちゃあって頑張ってた時期。NHK大河ドラマ真田丸』(2016)が身に沁みてました。


また、この前年ですが、Netflixが日本に上陸し、オリジナルドラマとして『デアデビル

が公開。その後もニューヨークのストリート系のヒーローがドラマになったのですが、2018年に全シリーズが打ち切り決定。残念です。

2018年にディズニーが20世紀FOXを買収してファンタスティック・フォーX-MENも正式にマーベルスタジオで作成できるように。ドラマ『エージェント・オブ・シールド』を含めインヒューマンズに舵を切ってきたMCUがどう対応していくのか楽しみではあります。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)

みんなから「実質『アベンジャーズ』2.5』」と言われた作品。この段階でどれだけPhase3の終わり方が確定していたのか分かりませんが、見ていた当時は「きつめの方向修正だな」と思いました。新スパイダーマンブラックパンサーなど「現体制のその次」がより意識的に展開されていたような印象です。

ドクター・ストレンジ (2017)

この人が出てきて、この後で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のエンドクレジット後にアダム・ウォーロックが出てきたのでサノスとの決着はやはり『インフィニティ・ガントレット』で確定か。という感じでした。ただ当初はそれも分からず、『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』での役割も知らずで、Phase3から他に登場していないキャラクターのオリジンをやるというのはすごい度胸だと思いました。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (2017)

音楽は相変わらずベストヒット集でズルい。後、こぞってみんな息子は父親を殺しにくるのに、父親は娘に嫌われたくない話がすごい多いなとこのタイミングになって思いました。エンドクレジット後のアダム・ウォーロック、どうなったんでしょう。

スパイダーマン:ホームカミング (2017)

映画『アメイジングスパイダーマン』の興行が期待していたほどではなかったため、MCUと組んだ方が得との判断が降って『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から登場した新ピーター・パーカー。とにかくトム・ホランドが若い。前2シリーズはやっぱりおじさん手前の人という感じが拭えなかったので頑張っても大学生だったと思いますが、トム・ホランドなら高校生も大丈夫でしょう。敵のマイケル・キートン演ずるヴァルチャーもMCUらしくよかったです。

スパイダーマンのコスチュームのイメージもグッとコミックに近いイメージ(実際には結構違うけど)でよかったと思います。

マイティ・ソー バトルロイヤル (2017)

原題も邦題も内容とイマイチ合ってないが、コミックの諸々ネタとジャック・カービー感を盛り込んだ快作。とはいえ、あのエンディング直後に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』見せられると泣いちゃう。

ブラックパンサー (2018)

盛り上がって、ヒーローコミックで初めてアカデミー賞主要部門にノミネートされたのは歴史的な事だと思うのですが、ラストの暗いところで色違いの発行コスチュームバトルしてたのはなんとかならなかったんでしょうか。あれは割と不満でした。

「ワカンダ・フォーエバー」のポーズが『デッドプール2』で「パクリだろ」と言われる程度にはみんなやってましたね。僕もやりました。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)

受け取り方としてあまりよくなかったなと思うのは

  • 最初からのキャストがPhase3で契約終了という情報が入っていた事
  • 映画が前後編に分かれているというという事

ということで一部の展開が容易に想像できてしまい、イマイチのめり込めなかったところ。通しで見ないとどうしてもフラストレーション溜まったまま終わっちゃうのがなぁ、というところ。

アントマン&ワスプ (2018)

アントマン』と同じく時系列が連動していることだけが分かったものの、この時にはまだ何も分かっておらずでした。

サンフランシスコにいた大叔母が亡くなった直後に見るサンフランシスコの風景は「あそこも行ったな」「ここも行ったな」という感じで涙が出ました。

おわりに

なんやかんや『インクレディブル・ハルク』から11年間見続けてきました。スマートフォン電子書籍の普及によってコミックを買う習慣も戻ってきましたし、インターネット動画配信サービスの拡充で、ドラマシリーズも見れるようになってきました。10年前と比べるとスパイダーマン以外のキャラクターの知名度は段違いでしょう。少なくとも親しい友人たちが名前知っている程度にはなりました。

また、コミックの実写に対して冷笑的ではなくなったように思います。DCがイマイチ成功していないことを鑑みると、ハードルになっている可能性は否めませんが。

インターネットのおかげもあってTVドラマをのぞいて一番展開が遅いのが映画という状態でした。全世界の盛り上がりに臍を噬むのは洋画の宿命ではありますが、それでも日本の世界における興行収入は少ない状態で、プレミアは韓国ですもんね。日本の衰退がここにも現れている気がしました。

もう年号が変わる平成の1/3はMCUと過ごしたことになりますが、非常に嬉しい体験だったと思います。

2018年に新しく買い始めたシリーズ(漫画)

既刊は買い続けているのですが、新しく買い始めたシリーズは以下の2つだけでした。

買わなくなった要因はいくつかあります。

  • 近所の本屋がなくなって本格的に外出しないと大きな本屋がない
  • 家にスペースがないので、紙の本は買えないのでわざわざ本屋に行く足も遠のく
  • 電子書籍リーダー複数使いたくないのでKindleにしているが、Kindleで扱われてないものもある

といったところでしょうか。雑誌を購読しているわけでもないので、新しいシリーズは本屋の店頭くらいでしか知らず、後は電子書籍のセールのときくらいなんですよね。もっとも、あれこれ考えるよりは単純に歳をとって新しい事への興味が薄れたせいかもしれないのですが。

風都探偵 (既刊4巻)

風都探偵 (4) (ビッグコミックス)

風都探偵 (4) (ビッグコミックス)

仮面ライダーW』のTV最終回のその後(でいいはず)の話を描いたビックコミック連載作品。原作はTV版シリーズ構成の三条陸が担当しているので、テイストそのままで安心して読めます。

対象年齢やセット・特殊効果の都合、2話完結以上の長さの話など、TV版で制約があった部分の事情が変わっていると思うので、そのあたりを活かした話になっていくといいなと思います。

新九郎、奔る!(既刊1巻)

ゆうきまさみの新連載。タイトルの新九郎は伊勢新九郎盛時こと、現代に知られた名で言うと北条早雲。冒頭は堀越公方攻めのワンシーンでそこから一気に幼少期の応仁の乱の前に。1巻は応仁の乱が始まろうかというところで終わりました。

いつの頃からか、素浪人・伊勢新九郎が成り上がったという話ではなく、室町幕府政所の重役の伊勢氏の庶流で、姉が嫁いだ今川家の家督相続への介入も、堀越公方の征伐も幕府の命令だったという話に。早雲から5代後に豊臣秀吉との合戦に敗れて大名家として断絶して記録が散逸していたのかもしれませんが、かなり話が違うものです。

大河ドラマ真田丸』のときも真田信繁が実は豊臣秀吉馬廻集をしていたという話が出てきました。これがあったから後の大阪冬夏の陣にもつながるような人間関係が出てきたのでしょうが、戦争に負けた側の人の記録はあまり残されないものなのでしょうね。

近年新書が売れた『応仁の乱』をその前哨戦から丁寧に書かれている形で今後が楽しみです。

昨日の記事が複数投稿されていたので消しました

昨日はてなブログに投稿しようとしたらHTTP Statusが500番台のエラーが出ました。家のルーターかプロバイダーの調子が悪くてタイムアウトしたものだと思っていて放置していました。

しかし、リクエストは全部受理されていて、即時投稿、22:00の予約投稿が複数されていました。内容は同じものだったので、1件だけ残して削除しました。

予約投稿の時間には確認しとけばよかったなと反省です。

2018年にNetflixで視聴したもの (1-2月)

Netflixの視聴履歴ページ

CSVダウンロード機能がついていたので作ってみました(CSVに含まれているのはタイトルと視聴日だけで、作品ページへのリンクがないのがちょと残念でしたが)。

1月

ブラック・ミラー:シーズン4

シーズン4は前シーズンまでに比べるとあまり「これ」といったのがなく、次シーズンに期待といったところでした。


Devilman Crybaby

「漫画原作版にのっとるとこうなるんだろうなぁ」と思うと同時に、連載当時、大人も子供もギョッとしたのだろうなということはよく伝わりました。

ザ・クラウン:シーズン2

エリザベスII世の受難シリーズにケネディ夫妻も出てきました。イギリス人とアメリカ人お互いあんなステレオタイプなんだなというのがよく分かって話の意図と違うのはわかるのですが笑ってしまいました。

食品業界に潜む腐敗:シーズン1

強いやつが自分に都合のいいルールを作り続けたり、不正ができる構造を作ってしまうと地獄になるという市場原理主義的な世界の辛さが沁みました。特にニンニクの話の中国vs.個人事業主は正義なんてものはどこにもないんだなということがよく分かるのでオススメです。

スター・トレックディスカバリー

一旦止まっていたところの再開。相変わらずよくできてました。

帰ってきたヒトラー

現代に蘇ったヒトラーが現代ドイツに足を突っ込んで行く話。個人としてはちょっと面白いオジさん(主催のコメディー・ショーを持ったり)くらいで済むのだけれど、投げ銭してパトロンついてという感じで地方で有名になっていったんだろうなという感じがありました。

ザ・コンサルタント

https://www.netflix.com/title/80071227

ベン・アフレック主演の昼間はコンサルタント、夜は殺し屋という現代アメリカ版『必殺・仕事人』のような話。『必殺・仕事人』だと昼行灯的な感じですが、昼間の仕事がコンサルタントというのが、ベン・アフレックらしいなと思いました。

リバーデイル:シーズン2

アメリカも田舎はつらいよシーズン2。ギャング、マフィアも絡んできて傷害・殺人待った無し。意に沿わなければムショ送り。田舎に生き続けるフィクションというか、ホラーじみている感じになってきました。

キングコング:髑髏島の巨人

公開当時見に行かなかったので。現代的にはあんな感じなんですねというくらいかな。

デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター:シーズン1

大統領引退後のオバマ登場回だけ見ました。トランプ発言のジョークとソートの話は出てました。今になってみると、彼のせいに還元するのはかわいそうではありますが、彼の存在がアメリカの分断をある意味深刻化させたんでしょうね。

アルファ碁

ヨーロッパチャンピオンと指して実力を上げて行くあたりからのディープマインド社のドキュメンタリー。技術解説というよりはAI分野に関わる人と、AIで学習される対象になった分野の人が、どう受け止めているかという人の気分を追っている。

しかし、15年くらい前は「SVMとかやってたなー」という感じだったのですが、理論とマシンスペック、計算技法の向上それぞれが揃って一段階越えたなと思いました。

ブラックライトニング:シーズン1

ヒーローは一度引退した大きい二人の子持ちのオジさんで校長という話。スーツを着てのアクションもドスンドスンといった年齢相応の動きの重さを感じます。ヒーローのダイバーシティー感はありますが、私が対象者層ではないんだろうなと思いました。

マーズ 火星移住計画:シーズン1

近未来の火星移住計画のドラマパートと現代の宇宙開発に関わる人々のインタビューパートから成る話。

火星移住計画のドラマパートは多大なる犠牲と数々の幸運に恵まれてようやく、というストーリーになっているので、まだまだ人間が地球外で生活するのは難しいのだなと実感しました。


2月

意表をつくアホらしい作戦

ナショナル・ランプーン共同設立者のダグラス・ケニーの半生の話を脚色した話。生まれる前のアメリカの話なので、よくわからないことも多かった。

ただ、短期間で多くのものを継続的に作り続けていかなければならない生活が人を壊していくところはギャグ漫画家でも聞くので、凄まじさがあるのだろうなとは思いました。

ウォー・マシン:戦争は話術だ

ブラッド・ピットが年相応の威張りくさったやなおじさんを演じていていたのにちょっと驚き。

内容はブラックジョーク的なのでしょうが「その通りだしジョークでもなんでもなくないか」という内容で、もっとやりすぎなくらいやったほうがよかったのではという気がしました。これで「大げさにやっている」と思ってるなら感覚がズレてきていて、深刻な状態な感じもしました。

オルタード・カーボン:シーズン1

悪くないのだけど、モチーフや背景設定がやや古いなと思ったら、原作は2002年なんですね。

現代におけるSF的な未来要素が入るときに2004年以降のSNS的なものが社会に組み込まれているところがないと「我々の先にある未来」という要素がどうも薄くて「古くに作られた話なんだろうな」という感じがします。

ミッキー誕生前のウォルト

ミッキー以前の色々苦労してた頃のウォルト・ディズニーの話。業界が成熟してない時期は色々あるよね、といった感じでした。

ヒトラーの共犯者たち:シーズン1

ヒトラーの側近にフォーカスを当てたドキュメンタリー。半分くらいは水木しげるの『劇画ヒットラー』でも読んだ話だったように思いました。

日本百年

1974年制作のドキュメンタリー。今年(2018年)が明治150年にあたるので、概ね明治少し前あたりからの100年間を振り返ったドキュメンタリー。

第二次世界大戦終戦から30年くらい経っているのですが、諸事情あれど、大正〜昭和(戦前)の話はどうも歯切れが悪い感じがしました。今でもその辺が難しそうなのはなかなか、なかなか。

僕らを作ったおもちゃたち:シーズン1

シーズン1はスター・ウォーズ、バービー、ヒーマン、G.I.ジョーとややなじみが薄い商材ながらも、アメリカのおもちゃ会社とマーケットの話が知れて面白かったです。

イカロス

ロシアの国家ぐるみのドーピングの裏幕の話。自転車選手が実際にドーピングしてみて検査に引っかからないかなどかなりチャレンジングな話。

実態としてドーピングして、検査に引っかからず出場できてしまった。利権絡むと大きな単位でのズルができる方が勝ってしまうという、『食品業界に潜む腐敗』でも見た話でした。

ローマ帝国:血塗られた統治:シーズン1

古代ローマ五賢帝最後のマルクス・アウレリウス・アントニヌスの子供にしてローマ帝国継承者コモドゥスの話。ラッセル・クロウ主演の映画『グラディエーター』の皇帝はこの人。

父親、父親を尊敬していた近臣、身内も信用できず、追い込まれていった人なのでしょうが、なにぶん時勢も本人の倒錯的な趣味(奴隷がやっていた剣闘士に打ち込むなど)も、最終的に悪政に陥ったときの言い訳にならなかったという感じでした。

仮想通貨ビットコイン

2017年制作のドキュメンタリー。2018年現状としてはマイニングにかかる諸費用と単価が合わなくなっているので、どうなるんでしょうか。他の仮想通貨も少なくとも国内交換所はあまりいい話を聞きませんし。また、この手の分野での法整備が日本は極端に遅いので信用に関して大きな問題が残っているように思います。

私立探偵ダーク・ジェントリー

探偵と助手ジャンルは食傷気味なくらい見ていますが、面白かった...のですがシーズン3はなくで打ち切り。久々にイライジャ・ウッドを見かけて元気にしてるんだなと思いました。

ストレンジャー・シングス 未知の世界

80年代を舞台にした「少し不思議」くらいの雰囲気が似合うレトロな感じの少年少女SF。90年育ちとしては80年代の作品がテレビなどで再放送されていたので、ノスタルジーに浸れる作品でした。