邦訳アメコミアドベントカレンダー2012 16日目 『アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!』
- 作者: カート・ビュシーク,スタン・リー,アラン・デイビス,ジャック・カービー,秋友克也,石川裕人,近藤恭佳
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 単行本
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
表題の『アベンジャーズ』(Vol.3 #38-40)の他
- 『アベンジャーズ』(vol.1 #1):アベンジャーズ結成の話
- 『アベンジャーズ』(vol.1 #4):キャプテン・アメリカ復活の話
- 『アベンジャーズ』(vol.1 アニュアル #10):ローグ初登場回
が集録。『アベンジャーズ』(vol.1)系の邦訳が出たところに大いに価値があると思います。
ソーに悪さをしたいロキがハルクを使って罠を仕掛け、ファンタスティック・フォーに助けを呼ぶつもりが他のヒーローが集まって結成されたアベンジャーズ。与太話の類だと言われていますが、ファンタスティック・フォーはDCコミックスのジャスティス・リーグに対抗して作られたという話なのでこの時期チームアップが流行りだったのでしょうか。
そのアベンジャーズにキャプテン・アメリカが復帰したのが『アベンジャーズ』(vol.1 #4)。実はその前にもキャプテン・アメリカがいたのですが、本物は小凍りづけになっていたことになって戦後20年後に復活。その権威たるや街の警官がその姿を見ればハンカチで涙を拭い、部屋を案内させる。そしてアベンジャーズを救ってリーダーに。
最後の『アベンジャーズ:アニュアル』(vol.1 #10)はローグが初登場の話。Ms.マーベルがローグに能力を吸い取られてという話。
いずれも資料価値が高い話なので激ヤバ鬼レア即ゲットでしょうか。歴史と原点を知る意味で貴重な邦訳だと思います。