∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『バットマン:ホワイトナイト』 #7 感想

#6では

陣営 動き
バットマン GTOの追跡の末、ネイピアとの直接対決に負けて逮捕
GTO バットマンの逮捕に積極的なナイトウィングと、これまでの恩義やジョーカーの戦略を疑っているバットガールが袂を分かつ。市警でのバットマンの最大の理解者だったゴードンの手によってバットマン捕獲計画が実施される
ネイピア&ハーリーン ネイピアはジョーカー時代から夢に見ていたバットマンを倒して完全に掌中に収める。その様子を見たハーリーンは逆にネオジョーカーを含めたヴィランの制圧をバットマンに任せてはどうかと提案する
ネオジョーカー トンネル奥の巨大冷凍銃を使ってジョーカーを挑発
Mr.フリーズ バットマンを助けるように依頼してきたバットガールの依頼を断り、(おそらく前話でバットマンに告げたであろう)ウェイン家と自分の家のつながりについて明かし、妻と共に残りの命を使うことにする

となっており、#7は

陣営 動き
バットマン 逮捕されているが、ハーリーンがネイピアを後押しして自分を解放すると確信している。実際に解放されてGTOに参画してネイピアとネオジョーカーに挑む
GTO ネイピアとバットマンが参加。トーマス・ウェインがゴッサム中に巡らせたトンネルからネオジョーカーへの同時攻撃を決める
ネイピア&ハーリーン ネイピアはジョーカーに徐々に戻りつつある。ハーリーンはジョーカーに戻ってネオジョーカーと戦おうとするネイピアを止めてバットマンと協力することを進める。ここにバットマン&ネイピアのコンビが成立
ネオジョーカー 巨大冷凍兵器をヴィラン連合で制圧。ジョーカーの引き出しには成功しつつあるが、ジョーカーが出ていると引いてしまう
Mr.フリーズ ノーラの蘇生に成功。トーマス・ウェインの遺産をバットマン&ネイピアに伝える

といったところ。

ネイピアがジョーカーに戻ったことで明かされるジェイソン・トッドの真相*1。そしてネオジョーカー陣営以外はネオジョーカーの排除に向かって一致団結。ネオジョーカーを引き付けるためにバットマンは「ジョーカーになったふりをしろ」と言うが、ネイピアはジョーカーに本格的に戻ってしまったのだった。


好事に魔多し、前話ラストでネイピアが薬の副作用で吐血、ラストでジョーカーに戻りましたが、今回完全に戻りました。ネイピアはバットマンが解決できないことを解決できたが、ネオジョーカーの登場によってバットマン、ひいてはジョーカーが必要になった。という話なんですが、これ『スーペリアースパイダーマン』のオチ*2と同じなんじゃ......。とはいえ、これ以上の話もないよなぁ。

ともあれラスト1話、ゴッサムは元通り、バットマンはヴィジランテに、ネイピアはジョーカーに戻り、ネオジョーカーは捕獲。というところまでは想定がつきますが、ハーリーンがどうなるかということがイマイチ想定できないので、その点が特に楽しみです。

*1:ジョーカーにバットマンの正体をばらしていた。ジョーカーに殺されておらず、おそらく生存している。

*2:スパイダーマンの宿敵のDr.オクトパスが死期にさいして、スパイダーマンと精神を入れ替え、「スーペリアー(より優れた)」スパイダーマンになったのだが、スパイダーマンの宿敵のグリーンゴブリンが戻ってきたら勝てず、自らスパイダーマンに体を譲った