∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』


見てきました。


版権がルーカス・フィルムからディズニーに移り、監督も生みの親のジョージ・ルーカスからJ.J.エイブラムスに変わってスタートした新3部作の第一弾。

相当のプレッシャーがあったのだろうなと思いながら見ていたせいか、世界観や設定面ではかなり堅い作りになっていたように思いました。見た時には『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(エピソードVI)からどのくらい経っていたのか知りませんでしたが、後から調べると約30年後。もちろんアップデートはされているのですが、全体的な印象はかなり旧3部作に近いものを感じました。『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』から『スター・ウォーズ/新たなる希望』の間より強い連続性を感じる画作りだったように思います。

ストーリーも新旧3部作からのオマージュらしき部分が多くありました。特に『スター・ウォーズ/新たなる希望』は割とダイレクトに出ていた気がします。キャラクターは旧3部作からの引き継ぎや、新3部作のこれからの展開のために大本の話よりは分割されている感じでしたが、対応関係やリフレインが意識されている気がしました。


ところで『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』以降のスター・ウォーズの世界はノベライズやダークホース・コミックスのコミックで描かれていました。今回の時期で言うとニュー・ジェダイ・オーダー時代のダーク・ネスト危機あたりになるでしょうか。

こちらの話ではハン・ソロとレイアの間にはジェイセン、ジャイナの男女の双子とその弟のアナキンの3人の子供がおり、ルークは元帝国の暗殺者だったマラ・ジェイドと結婚して長男ベンがいました。名前や家族構成は変わっていましたが、彼らの設定は生かされていました。

今後は『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』からブランチした世界として扱われるのでしょうね。英語版Wikipediaには正典(カノン)と拡張宇宙(これがノベライズやコミックス版)として分けて書かれていました。


一旦はこれくらいで。