アメイジング・スパイダーマン:スパイダー・アイランド編まとめ
- 作者: Dan Slott,Rick Remender,Stefano Caselli,Humberto Ramos,Tom Fowler
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: ペーパーバック
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エピローグが今日発売ですが、ざっと確認したので。アメイジング・スパイダーマンのスパイダー・アイランド編(The Amazing Spider-Man #666〜#673)のまとめエントリです。
まずはヒーロー/ヴィランのスパイダー・アイランド編の結果。
- 死亡
- ジャッカル:Part 5でクイーンの超音波攻撃で死亡。エピローグで「死んだのはクローンだ」と言う本人/クローンが登場
- クイーン:Part 6でアンチヴェノムの抗体で弱ったところをカインが突貫して死亡。エピローグで巨大グモの死がいとクイーンのDNAが一致
- 戦線離脱
- スパイダー・スレイヤー:Part 4でJJJに首を噛み千切られて重症
- キャプテン・ロジャース:Part 1の前にクイーンに敗れてスパイダーキングに改造される。Part 6で復帰
- アンチヴェノム:Part 4で抗体を喪失
- 新規加入
- カイン:Part 5でタランチュラから人間に戻る。ピーターのクローン。エピローグでマダム・ウェブに勧誘を受けて旅立つ(おそらくスカーレット・スパイダーマンになる)
ヴィランは2人とも死亡。とはいえ、2人とも「それはクローンだ」の人。エピローグで既にそうなった人とこれまでに2回実績がある人ですし。タイミングを見て復活しそうです。
戦線離脱者は3人。スパイダー・スレイヤーの今後は不明ですが、キャプテン・ロジャースは復帰。かつフィアー・イットセルフでバッキーが昏睡状態になったので、キャプテン・アメリカに戻っていました。エピローグでもスパイダー・アイランドでは軍事行動だったからキャプテン・ロジャースのコスチュームだったと言っていますが、スティーブがキャプテン・アメリカ復帰でしょうか。来年からウインターソルジャーのシリーズが始まりますが、バッキーどうなるのでしょうか。アンチヴェノムは血清作成のために抗体を使い切ると言われただけで、じっさいどうなっているかは不明です。
ジャッカルが造ったピーターのクローン、カインは生き残り。ジャッカルが造ったクローンというとベン・ライリーがいますが、来年度のスカーレット・スパイダーのシリーズからしてカインも同じ道を辿るようです。ラモスの担当回だと挑発でヒゲが生えているくらいしか違いがわかりませんでしたが、ステファノの担当回だとピーターに比べてカインのほうが体格がいい印象でした。戦闘向けに作られたとか、クイーンの強化の影響とかかもしれません。
次に普通の人たち。スパイダー・アイランド編での大きな変化はピーターとカーリー、ピーターとMJの関係の変化でした。カーリーはピーターがスパイダーマンだと見破った上で出て行きました。そして、MJ。前半スパイダー・アイランドと化した街でごく普通の人になってしまったピーターを励まし、後半は自らも一緒に戦い「逃げよう」というピーターに、ピーター・パーカーができる戦いがあるはずだと励まして街中を救う立役者になります。エンパイアステートビルの最後の方のシーンでは「I love you.」って言ってますしね。MJとよりが戻りそうな感じです。
メイおばさんはジェイ(JJJの父親)と無事ボストンへ。この二人の婚約パーティーがあったのが2009年7月発売のAmazing Spider-Man #36 Annualで開かれていましたが、あれからもう2年経つんですね……。JJJはエピローグで人に戻りながら酒かっくらっていつもの勢い。
次回予告からして、次のヴィランはヴァルチャーですかね。デアデビルとのワンショット挟みつつ、次のarcに続くようなので合間合間は海外レビューを見つつ購入しようかと思います。