∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

第4回2007春調査

今期もアニメ調査の時期がやってきました。3月31日開始なのでまだ大丈夫だと思うので応募。今クールは18作品を評価の対象にしました。

「アニメ調査室(仮): 第4回調査開始です」
http://anime-research.seesaa.net/article/36724548.html

記法は略式で

2007春調査(2007/1-3月期、終了アニメ、51+7作品)

z,x,E,A,x,x,x,B,z,x
x,z,C,x,x,C,x,B,x,x
x,x,x,x,z,E,x,x,x,C
x,z,x,x,x,x,x,x,C,C
C,x,x,B,z,x,A,x,x,x
C,x,x,C,B,x,C,A

基本的にB以上は感想書いてるのですが一応コメント。以下「(評価):(タイトル)」の形式で。

A:武装錬金

原作の持つ熱さやバカさ加減が最大限に発揮されていたと思う*13つの核金で1つの武装錬金になるオリジナルの武装錬金も劇中世界に良くあっていたと思う。

B:RED GARDEN

メインストーリであるはずのアニムスとドロルの話がグダグダで終わってしまい、リーズの話もうやむやのままドロルの全滅でお仕舞いというGONZOの悪癖が今回も出てしまった感じ。他方、表現面では毎回新しいことにトライしているし、個々の人間関係はうまく描いていた。一言でまとめると良くも悪くもGONZOらしい作品でした。

B:月面兎兵器ミーナ

ベタだけで話を作って見たらどうなるかという感じの話で、前編パロディっぽくてGONZOとオリジナルメンバーがいたGAINAX系のアニメっぽさがあった。画もキャラクターデザインのokamaの絵に近くなるような表現をしようとしていたのも面白かったな。ただ、シリーズ原案・監修が鶴巻和哉なのでああいったキャラクター配置になるのは必然だけど*2あまり万人向けでもないようには思う。

B:すもももももも

原作を知らなかったけれどハイテンションで突っ切っていった感じ(OPは強烈過ぎて電波ソングっぽかったし)。最終回の無限回復対無限力なんて演出も面白かった。ただ、ラストの方は詰め込みが多かったし唐突な部分も多かったように思う。キャラが全員そろってうだうだしている頃が一番面白かったように思う。

A:がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

ufortable制作のオリジナルアニメはこれだから見ないといかんのですよ、というできだった。画も演出はもちろんのこと学園祭から最終回までのシナリオも良かった。それでもやはり序盤〜中盤は画や演出の方が悪く言えばあざとく見えてしまうようなシナリオ運びだと感じたところはあった。主役のはずの学美がメインから離れた辺りから面白く感じるのはどういうことだろうかとも疑問に思った(笑)

B:幕末機関説 いろはにほへと

監督・高橋良輔、シリーズ構成・宮下隼一作品。大変しぶうございます。シナリオ面では幕末史をなぞっているところや、演出面では歌舞伎のような幕間の切り方だったり、見得の切り方をしていて面白いところが多い。タイトルになっている「機関説」の設定も中々興味深いものがあった。ただ、終盤に入ってからの展開の遅さはどうなんだろうなぁ、と思うところはあった。

A:コードギアス 反逆のルルーシュ

全体としては面白いのだけど、製作者の手玉に取られている感(ギアスかけられてるんじゃないだろうか)が何とも言えない気分になる。一旦放送終了間際の22話でひっくり返して、23話で複線張るだけ張って続きは夏!といったところがつい最近なだけに特にそう思うのかもしれない。この辺りはシリーズ構成の大河内一楼の趣味っぽい気がする*3。作画のクオリティを落とさないためか1クール1回総集編とやや総集編も多めだった。やたら情報を垂れ流すからまとめ回が無いと辛いというのは分からなくも無いのだけど。

*1:シリーズ構成が大和屋暁だし、OPはJAM-Projectだし

*2:分からない人は『FLCL』とか『トップ2』を見るとよろしいかと

*3:『OVERMAN キングゲイナー』でもシリーズ構成やってたけれど、富野監督に「そういう悲惨な話は止めにしようよ」と言われたらしい。多分「アンタが言うか!」という気分だったと思うけど。