新劇場版『新世紀エヴァンゲリオン』
アニメ誌の早売りらしき画像があった。
「エヴァンゲリオン新劇場版」前編、中編、後編、最終話の4部作にて製作決定。
'07年初夏、前編公開予定。 STAFF 総監督=庵野秀明 監督=鶴巻和哉 キャラクターデザイン=貞本義行 メカニックデザイン=山下いくと アニメーション制作=カラースタジオ
- 前編のシナリオは庵野、絵コンテは樋口。大月Pのインタビューあり。
- 物語の時間軸はTVシリーズと同じだが、内容は全く異なっている。リメイクでも作り直しでもない”新作"。
- 新訳Zとは違うアプローチで、大量の新設定も用意。
- TVシリーズをみていなくても楽しめる。内容はやさしくなるが、ボーッと見て分かるようなものにはしない。
- わざわざ難解な語句を撒き散らすようなテクニックはもうつかわない。
- TVシリーズを見返した庵野が「エヴァって面白い」といってくれて泣きそうになった。
- 現状のアニメ業界に対するアンチテーゼとして、エヴァから始まった時代に幕を引くというのが制作側の心構え
という流れまできていての『新エヴァ』。富野監督が『V』後の鬱を通り越えて『ブレン』・『∀』を経由してようやく『Z』を見直せるようになったように、庵野監督も実写映画を経由して『エヴァ』が見直せるようになった様子。そのことは喜ばしいのだけど
- 『Z』:「(最終回のカミーユを指して)お前らアニメばっかり見てるとこんなになるぞ!」
- 『エヴァ』:「『Z』より救いのないラストを」
- 『新訳Z』:「すこやかなカミーユ」
現状のアニメ業界に対するアンチテーゼとして、エヴァから始まった時代に幕を引くというのが制作側の心構えこれはGAINAXという企業の発言だとしたら信用できないなぁ。版権者としては正しい態度だと思うけれど『エヴァ』という遺産で食い続けてるお前が言うなよ、といった感じ(買う方も同罪なのだろうけど)。アニメ制作は庵野監督が前に募集していたところでしょうか。後、前編は庵野・樋口体制なのは分かったけれど、後編は誰なんでしょう。