∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

Netflix『マイリトルポニー:エクエストリア・ガールズ - フレンドシップ・ゲーム』


評価

  • 4/5点 (マイリトルポニーやっぱり好きなんだなぁ)

概要

『マイリトルポニー:エクエストリア・ガールズ』は日本でもテレビ東京系列でTVシリーズがシーズン2まで放送されていた『マイリトルポニー 〜トモダチは魔法〜』(以下MLP)

の番外編の劇場作品。シーズン3作目。人間界にいるはずのトワイライトスパークルが本格登場。ポニービルに来る前のトワイライトスパークルと同じく、一人で研究をするのが好きな畑の人間。校長はキャンタロット高校とのフレンドシップ・ゲームに勝つことを条件にトワイライトスパークルの個別学習プログラムの申請を認めると言うが。

印象に残っているところ

実質新キャラである人間界のトワイライトスパークルと人間界のメーン6が友情を育んでいく過程。今回フレンドシップ・ゲームという学校対抗戦で、メーン6はキャンタロット高校、トワイライトスパークルはクリスタル高校と敵同士。おまけにトワイライトスパークルの謎の発明は魔力を吸収して空間を引き裂いてしまう。

が、校長をはじめとしてクリスタル高校はフレンドシップ・ゲームに勝つことだけを考えていてトワイライトスパークルを大事にしないのでキャンタロット高校のみんな(彼女たちは彼女たちで少しポニー界のトワイライトスパークルを重ねてるところがあるんだけど)に優しくされるという。吊り橋効果かな。ともあれキャンタロット高校のみなの方と仲良くなっていく人間界のトワイライトスパークル

とはいえ、敵は敵。過去の対戦では圧倒的に勝ち星を重ねていたクリスタル高校は延長戦に持ち込まれてしまい、トワイライトスパークルに暴走し気味な魔力を解放する(ここミュージナルになるのにびっくりですが)ように強要し、空間を切り裂いていくラスボスと化してしまうのだった。


という過程の中で全2作で悪役として登場し、セカンド・チャンスを与えられたサンセットシマーが魔法に関する不思議な現象の調査やある種のリーダーシップを取るようになっているのが印象的です。特にポニー界のトワイライトスパークルとの連絡手段がなくなった最初のうちは弱気な言葉を吐いていましたが、最後には暴走する人間界のトワイライト・スパークルと真っ向勝負。完全に主役ポジションを勝ち取りました。

『エクエストリア・ガールズ』は擬人化『マイリトルポニー』ではあるのですが、サンセットシマーというキャラクターの成長談なのだなぁと思いました。かつて、トワイライト・スパークルが教訓をプリンセス・セレスティアに書き送ったように、サンセットシマーはプリンセス・トワイライトスパークルに送っていますし、新人である人間界のトワイライト・スパークルを導く立場にある。

『マイリトルポニー 〜トモダチは魔法〜』の原案を考えたローレン・ファウストが昔の少女アニメではなく『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』などを参考にしたという話を読んだことがありますが、そう言われるとサンセットシマーはホットロッドカラーでロディマスコンボイってことなんでしょうか。

総評

三作目になって安定感充分な感じで楽しめました。