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∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『Spider-Gwen(スパイダーグエン)』(2015 - ) issue #2 / Most Wanted? Part 2

Spider-Gwen (2015-) #2

Spider-Gwen (2015-) #2

前回までのあらすじ

『Spider-Gwen』(2015 - ) issue #1 からの続きです。前号については以下を参照。

takkun.hateblo.jp

登場人物については

takkun.hateblo.jp

を参照。

あらすじ

バルチャーに振り落とされたスパイダーウーマンはゴミ輸送用の船に墜落していた。スパイダーハムの歌声で目を覚ます。スパイダーウーマンがスパイダーハムがどうしてここにいるのかと質問すると、スパイダーハムはスパイダーウーマンの頭のなかにいるからだと答える。スパイダーウーマンは目を回しながらデッキに降り、マスクを外して水面を見ながらどうやって助かったのかを思い出していた。時間は少し前、バルチャーに振りほどかれ、地面に激突しそうになったスパイダーウーマンは両脇にクモ糸を付けてムササビのように滑空した。ハドソン川の水面に何度か叩きつけながら滑空していると川を渡っていたゴミ輸送用の船にぶつかったのだった。

記憶も戻って頭が回るようになってグエンはあることに気がついた。スマートフォンを無くしていたのだ。錯乱状態とも言える取り乱しようのグエンをスパイダーハムがなだめる。だが、グエンは

「わからないかもしれないけど、あのケータイの中には私の生活の全部が入ってるの!メモとか検索履歴とか、パパからのメッセージとか……。私の秘密が全部入ってるの」

と混乱は収まらなかった。


バルチャーとスパイダーウーマンが争った現場。NY市警のボイル巡査がグエンのスマートフォンとカバンを見つける。グエンのものだと分かっているステイシー警部。物証かもしれないと言うボイル巡査からスマートフォンとカバンを取り上げるステイシー警部。内心で冷や汗を書きつつも巡査を押し切り、口止めもする。ステイシー警部の背後からデヴォルフ刑事が声をかける。カバンを見て証拠品かと尋ねるが、ステイシー警部は娘のカバンだと答える。デヴォルフは娘の話をキャッスル警部に振るが、キャッスルはとりつくしまもなく現場に足を向ける。

デヴォルフはキャッスルがアレクセイ房でしたことを伝え、キャッスルは今回の件をキングピンの仕業ということにしたいらしいと伝える。ステイシー警部はキングピンは何年も前に牢屋に入っているのでそれはないと言う。デヴォルフはそれにキングピンのやり方は巧妙だし、キングピンはステイシー警部を嫌っていると答える。デヴォルフは車のドアを開いてステイシー警部に乗るように促した。


グエンが目を覚ますと眼前にはネコがいた。グエンはボロボロのソファーに寝転がっていた。誰かの声がする。飛び起きるグエン。部屋にはグローリーとエム・ジェイがいた。どうやってここに来たのかを聞くとグローリーがバーでぐったりしているところをランディ・ロバートソンが運んでくれたのだという。ホームレスのようなボロボロの服をどうしたのかの記憶はない。グローリーがランディから発案のあったライブ出演の話を始める。だが、エム・ジェイがいちいちつっかかり、グローリーと口論になってしまう。2人をよそにスパイダーハムと話すグエン。終わらないエム・ジェイとグローリーの口論を脇にグエンはその場を去ろうとする。呼び止めるグローリー。振り向くグエン。エム・ジェイも

「メリージェーンズにはあなたが必要」

と言う。


取調室。テーブルにはキングピンとキャッスル警部。後ろにステイシー警部とデヴォルフ刑事が控えている。キングピンの知らぬ存ぜぬに席を立って銃に手をかけるキャッスル警部。止めるステイシー警部。そこにキングピンの弁護士、マシュー・マードックから電話がかかる。今後確たる証拠なしにキングピンに嫌疑をかけると訴えるとの脅しの内容だ。キャッスル警部はひるまず、証拠を見つけてそのときには電話越では止められないと言い返す。


マシュー・マードックはビルの屋上から電話をかけていた。素足にネクタイを外して白い杖に靴を引っ掛けている。カラスを杖で殴り殺す。黒服サングラスの男ががバルチャーを両脇で拘束している。キングピンの獲物のスパイダーウーマンに横槍を入れてきたバルチャーを折檻していたのだ。マードックは杖でバルチャーの首筋を押さえる。バルチャーはスパイダーウーマンを殺してはいないし、空から落としはしたが、死体は見つかっていないので死んではいないと思うと主張する。マードックは杖を伝って心音を聞く。マードックは心音で相手がウソを付いているかどうかを判断できるからだ。判定はシロ。バルチャーの供述はウソではないらしい。マードックはバルチャーにスパイダーウーマンを探してマードックのところに連れてくるように言う。


グエンはホットドッグ屋の看板の裏でスパイダーウーマンに着替えていた。話し相手は頭の中のスパイダーハム。ジョーク、私生活、ヒーローとして生きること。スパイダーハムはグエンの不安に答える。


バー。ステイシー警部はキャッスル警部と酒を飲んでいた。ステイシー警部はキャッスル警部をよくは思っていなかったし、なによりキャッスル警部がスパイダーウーマンを逮捕してしまうことを恐れていた。自分の家族の話を始め、家に帰るように促すが、キャッスルは仕事に戻るとだけ行ってバーを出て行った。

バーから出たステイシー警部は路地裏へ。壁一面に「フェリシアハーディー+ザ・ブラック・キャッツ」のポスターが貼られている。その中に一枚「メリー・ジェーンズ」のポスター。ステイシー警部の後ろから忍び寄る影。ステイシー警部は懐からグエンのスマートフォンを取り出す。

「取っておいた。お前が探しているのはこれだろう?」
「違うわ。パパを探してたの」

壁にはスパイダーウーマンがいた。

感想

セリフ起こしていないので伝わらないと思いますが、スパイダーハムは『スターウォーズ』で言うところのエピソードVのヨーダのような立ち位置です。ジョークを言って時々分からない行動をしつつも、グエンに教訓を言う。また、話も画も全般的に暗い雰囲気の中の賑やかし感があります。「なんでいるの?」と聞くグエンに「多分君が頭を打って意識が朦朧としてるからじゃない?」などといったやり取りをするなどナカナカです。

グエンは仲直りとまではいかないまでもメリー・ジェーンズに暫定復帰。しかし、心中はバルチャーをどうにかすることで一杯。ステイシー警部はスパイダーウーマンがグエンだと知れ渡る前にスパイダーウーマンの復権や、証拠品の押収、スパイダーウーマンをキングピンの差金だと思って敵視しているキャッスル警部への慰撫など、心労が耐えない状態。この親子は元のユニバースでもスパイダーマンの正体を知って色々苦労をしていましたが、当事者となるとまた状況は違うでしょう。

警察陣営はキャッスル警部が大ハッスル。キングピンを目の敵にしているところを見ると、この世界のフランク・キャッスルはキングピンに妻子を殺されているのでしょうか?ステイシー警部からも信用されておらず、今のところ我が道を暴力で貫くというキャラクターのようです。

キングピン陣営は刑務所の中で動けないキングピンに代わり、マット・マードックがスパイダーウーマンに刺客を差し向ける。この世界のマット・マードックデアデビルとしての能力を持っているようなので、強敵として立ちふさがることでしょう。キングピンを刑務所に入れたステイシー警部、正体を知らないとはいえその娘グエンもターゲットになっています。

Next Issue (次回)

ステイシー親子の会話。追うものと追われるもの、それぞれに背負うもの。マードックの指示で再度襲いかかるバルチャー。

次回『Spider-Gwen』(2015) issue #3 / Most Wanted? Part 3

Spider-Gwen (2015-) #3

Spider-Gwen (2015-) #3

少女に安息は訪れるのか……。