Marvel X(マーヴルクロス) 2 - 「今(96年)、アメリカンコミックスが面白い」
Marvel X 2―アンソロジー (マーヴルスーパーコミックス 25)
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 1996/06
- メディア: コミック
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冒頭の特集が歴代の偉大なペンシラー。紹介されているのは以下
今見ると当然のことながら錚々たるメンバーばかり。
00年代はどうかというと、Marvelでクロスオーバーイベント描いてた人を挙げると
- ガブリエル・デルオット
- 作者: Brian Michael Bendis,Gabrielle Del'Otto
- 出版社/メーカー: Panini Books
- 発売日: 2006/04/11
- メディア: ペーパーバック
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- オリビア・コイペル
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,マイケル・ラーク,ルチオ・パーリロ,オリビア・コワペル,ジム・チャン,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- スティーブ・マクニーブン
- 作者: マーク・ミラー,スティーブ・マクニーブン,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2011/09/28
- メディア: 単行本
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- レイニル・フランシス・ユー
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス(著),レイニル・ユー,石川裕人,今井亮一
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あたりでしょうか。レイニル・フランシス・ユーは当時の小プロで翻訳されていた中でも描いているのですが、「正統派だが、ポーズがやや硬い」とコメントされていました。
他だと
- スチュワート・イモネン
All-New X-Men: Here Comes Yesterday (All New X Men)
- アーティスト: Stuart Immonen
- 作者: Brian Michael Bendis
- 出版社/メーカー: Panini Books
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: ペーパーバック
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- マイク・デオダート
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンデイス,マイク・デオダート,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2014/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- テリー・ダドソン
- 作者: ドニ=ピエール・フィリッピ,テリー・ダドソン
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2015/01/17
- メディア: 単行本
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- ジム・チェン
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,ハワード・チェイキン,レイニル・ユーオリビア・コワペル,パスカル・フェリー,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/10/20
- メディア: 単行本
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- デビッド・フィンチ
- 作者: ブライアンマイケルベンディス,ャスダ・シゲル
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/05/29
- メディア: 大型本
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- アディ・グラノフ
- 作者: ウォーレン・エリス,アディ・グラノフ,秋友克也,石川裕人
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: 単行本
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あたりですかね。人選は私が持ってる本から選びました。
掲載は
- インフィニティ・ガントレット #2 ('91/07)
- アンキャニー・X-MEN #316 ('94/09)
- シルバーサーファー #2 ('89/02)
の3本。今回のインタビューは本編の『シルバーサーファー』のペンシラーのメビウスでした。
『インフィニティ・ガントレット』はよく分からない自体を調査するためにDr. ストレンジの家にDr. ドゥームが来て一悶着あったらアダム・ウォーロックがアストラル世界から登場。サノスはデスを喜ばせるために弟と義理の娘を酷い目に遭わせ続けるのですが喜んでもらえずブチ切れ。
怒りのエナジーが宇宙を揺るがし、地球にも被害が。アベンジャーズはSHIELDと生き残りのヒーローとともに突然の天変地異の調査に動く。ソーが調査しに行った日本は
と沈没しておりました。地上だけでなく、アースガルドまで被害が出ていて世界は大変大変だ。これ収集つくのかな。
また、いなくなったヒーロー一覧が出てましたが、3, 4割くらい対サノス戦で戦力にならなさそうでした。後、ファンタスティック・フォーは全員消滅してました。『ファンタスティック・フォー』誌で影響出さないようにするためですかね。
『アンキャニー・X-MEN』は「ファランクス・カビナント」編の1/4話。ペンシラーがジョー・マデュレイラ。もっとコテコテしたCG塗りで『オンスロート』とか描いてましたね。話は主要人物不在のエグゼビア学院に機械生命体ファランクスが侵入し、残されたバンシーが、ジュビリーを回収して捕集中のホワイトクイーン(エマ)とセイバートゥース(クリード)を連れてファランクスがターゲットにしている若いミュータントの元へ向かう。
導入部なのでホントそれくらいですかね。ホワイトクイーンが全身黄緑のタイツでエロいのですが、こりゃ、実写映画で俳優に「ポルノスターみたいな格好」と言われますし、この時期はまだカラートーンなんですが、カラートーンって独特の妖艶さがありますね。
『シルバーサーファー』は今回で完結。ギャラクタスを撤退させることに成功するものの、人類に神として祭り上げられそうになったために憎まれ役となって、再び人類の結束を呼び戻して地球を去っていく話。いかにもスタン・リーっぽいシナリオですが、これ89年にこのシナリオなんですね……。巻末のメビウスインタビューで書かれていたのですがマーヴルメソッド(ライターがプロット提示→ペンシラーが頑張って書く→ライターが絵を見てセリフを入れる)で作られたそうです。メビウスはこの手法割りと気に入ったそうですが。