ティーン・タイタンズGO! #2

Teen Titans Go! Vol. 1

Aパートは緊急事態と称してロビンが各人をアッシー君にして顰蹙を買う。キレたタイタンズはストライキを起こし、ロビンから事情を聞く。バットモービルで物損事故を起こして免停中だったというのが理由。電話越しとはいえ、アニメの『ティーン・タイタンズ』でバットマンとロビンの関係が明示されるのは始めてじゃないだろうか。

ロビンはネットで探した免停解除の講習に行く。これが運転試験教官を装った強盗。ロビンは運び屋をやらされることになる。銃声やサイレンに気がつきつつも減点をちらつかされて言いなりになるロビン。そのうちタイタンズのメンバーにも見つかるが、ムキになって車を飛ばす。荒い運転に懲りた強盗がロビンに自白し、馬鹿にするが、ロビンは意に介さず、レイヴンの部屋から逃げ出した悪魔にそのまま強盗に食わせてしまう。前半レイヴンが封印しようとして放置されていた悪魔が最後のオチに使われるとは思いませんでした。

ロビンなんかクズっぽい感じにされていますが、イケメンをギャグ要員にしているわけでもなく、なんか扱い悪いなぁ。

Bパートはトライゴン襲来の話。アニメ『ティーン・タイタンズ』では最後の話の締めに使われたエピソードですが、この親子の話『Tiny Titans』でも見たなぁ。

Tiny Titans Vol. 01: Welcome to the Treehouse

無論大本の原作であるところの『The New Teen Titans』(1980)にもあるわけですが。

トライゴンが最初いい人のふりをしてタイタンズに取り入り、レイヴンに自分の行いを引き継がせようとする。それにしてもタイタンズ簡単に騙されすぎだし、超マッチョになったロビン(3頭身なのに縦横に数倍膨れてる)、地球の言語を流暢に話すスターファイアー(そして一昔前のコギャルのような感じになっている)、動物だけでなく何にでも変身できるようになったビーストボーイ、左手を犬に変えてもらったサイボーグ(お前は何してるんだ)と、お前ら何をしているんだ状態。

オチはトライゴンにお帰りいただくわけですが。今回はスターファイアーが結構ゲスくなってた気がします。

ショートのギャグだから極端な方向にキャラや話を振っているのだと思いますが、結構振れ幅ありますね。