∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

X-MEN(2013) vol.1: Primer

X-Men Volume 1: Primer (Marvel Now)

X-Men Volume 1: Primer (Marvel Now)


予告時には「XX」の文字だけだった女性メンバーメインのX-(WO)MENの話。

正直オリバー・コイペルの絵目当てで買いました(Uncanny Avengers #5も同じ理由で買った)。MARVEL NOW!になってからのコイペルの描くローグが好きなんですよね。ただ、コイペルが描いているのは#1-3。『ハウス・オブ・M』も『Seige』もそんなに長く描いてないですし、『Thor』もそうかな。筆がそう早くないのかも。

#4からディビッド・ロペス。X-MEN系のクロスオーバー『Battle of the Atom』の時期も彼が担当でしたが、正直女性メインの本誌は微妙じゃないかな。特に目鼻立ちと髪の処理がイマイチでせっかく女性ばかりなのにもったいない。若スコットと若ジーンの逃避行の回もロペスだったけど微妙だったなぁ。X-MENの全身タイツのまま逃げ出したのでそこらの洗濯物を失敬するシーンがシチュエーション的には可愛かっただろうけど、「むむ」と唸ってしまったぞ。彼担当回の#4-6のカバーアートが本人ではなく、テリー・ダットソンとアーサー・アダムスなのもそのせいじゃなかろうか。

本誌には含まれていないが#7-はテリー・ダットソンが担当。鼻が特徴的で肉感ある女性を描くが、バタ臭い感じが強い。とか思っていたら巻末のバリアントカバー集でスコット・キャンベルが描いてて更にキツめだった。スコッティ・ヤングは全く別の絵柄だからよしとしてもマーク・ブルックスくらいしか他に本編の絵になって嬉しそうなのが無かった。ジョー・マドレイラとハンバート・ラモスは比較で見ると完全に漫画絵だ。


話?話はジュビリーが拾ってきた赤ん坊(ショウゴ)から始まってまだオチが付いていない状態。#4でショウゴとジュビリーがウルヴァリンとショッピングしてる姿はさながらおじいちゃんとヤンママと孫。いいのかそれで。


おまけはクリス・クレアモントマーク・シルベストリ時代の『Uncanny X-Men』から女性X-MENだけしか出てこない号(ジュビリー、ストーム、ローグ、サイロック、ダズラー)。ジュビリー初登場の#244で出版は1989年。今やダズラーもシールドのエージェントですし、時代を感じます。