『JLA:逆転世界』
- 作者: グラント・モリソン,フランク・クワイトリー,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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善悪が逆転した並行世界からレックス・ルーサーが助けを求めてきたので壊滅に追い込んだら自分たちの世界の方で追い詰められていたでござるの巻。
DCコミックスの並行世界は番号が付いているのだが破壊されたり融合したりしていて、時期によってよく分からないことになっている。この話の中では善悪が逆転した並行世界のレックス・ルーサーが、スーパーマンやバットマンたちのいる世界を「アース2」と言っているが、元々アース2と呼ばれていた世界はアース1と融合していて存在しなかったり。
グラント・モリソンのメタネタが色々仕掛けられていると言われればその通りだけど、元ネタ知らないと流してしまう部分も多い気がした。アートのフランク・クワイトリーの絵はすごくゴリラっぽい(この業界多分ゴリラ信仰があるのだろうけど)ので、男性キャラはともかく、女性キャラは日本人受けしなさそうな気がした。
その辺をフラットにしたのがOVAの『Justice League: Crisis on Two Earths』(輸入版。日本語吹替/字幕なし)で、デザインは『ヤング・ジャスティス』の人だし。マーシャン・マンハンターのラブストーリあり。アクションシーンも多くて良かったかと。