邦訳アメコミアドベントカレンダー 2012年 14日目 - 『バットマンvs.ベイン』

バットマンvs.ベイン (ShoPro Books)

映画『ダークナイト・ライジング』のヴィランがベインということで翻訳された本書、VSと名のついた日本の作品の例に漏れずVSしてません。内容はベインのオリジンとベインがタリアといちゃここうとする話。バットマンはチラッと出てきますが、バットマン(ブルース・ウェイン)が背骨を折られて引退に追い込まれる"Batman: Knight Fall"はこの後の話です。

『ダークナイト・ライジング』のベインのバックグラウンドになった部分なので映画『ダークナイト・ライジング』のベインの副読本としてよいと思います。ただ、映画本編のベインの最後を見た後にこの本を手にとってもらえるんでしょうか。あれはあれでよかったんでしょうかね。