∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

フラッシュポイント #1

フラッシュポイント (DC COMICS)

フラッシュポイント (DC COMICS)

あらすじ

ザ・フラッシュことバリー・アレンが人生を振り返る。優しかった母は自宅で殺害された。その事件の容疑者として逮捕された父。父は獄中で死亡し、事件は迷宮入りとなった。

成長したバリーは警察の鑑識になって未解決事件を丹念に捜査していた。毎晩遅くまで働き、家に帰っては遅刻するからと会社に泊まりこむ。ある日、バリーは職場で稲妻と薬品を体に浴び、スピードフォースを操る力を手に入れた。

その日から、バリーは地上最速の男としてキーストーンシティーの治安を守るヒーローになった。ヒーローとしての名前はコミックブックから取ってフラッシュとした。


それから、その、色々あった。ヒーローチーム、ジャスティス・リーグに参加した。コミックブックのヒーローだと思っていたフラッシュ(ジェイ・ギャリック)とも会った。

リバース・フラッシュ(未来でザ・フラッシュの研究をして力を手に入れたヴィラン)を殺してしまったことで裁判にもかけられた。未来にも行った。結婚もした。平行世界の崩壊を防ぐために犠牲にもなった。妻の甥がバリーの後を継いでフラッシュになった。

そして戻ってきた。この辺りの話は


Flash: Rebirth

Flash: Rebirth


あたりが詳しいです。バリー・アレンのフラッシュの概略が知りたい人にはこの『Flash: Rebirth』がオススメです。


ある日、職場で起こされたバリー。ヴィランのはずのシチズン・コールドがヒーローと呼ばれている。事件の発生を聞いて駆け出すバリー。いつものようなスピードも出ない。フラッシュの衣装を収めた指輪もない。階段から飛び出して転げ落ちてしまう。床に転がるバリーに声をかける老婦人。彼女は死んだはずのバリーの母だった。

死んだはずの母との再開を喜ぶバリー。母に父の安否を聞く。母は不思議そうに父は病気で亡くなったと答える。何かがおかしくなっていた。バリーは自分がキーストーンシティーの守護者、フラッシュであることを告げる。だが、母はフラッシュのことを知らないと言う。ジャスティス・リーグも、スーパーマンも。だが、バットマンのことは知っていた。


ゴッサム・シティ、高層ビルの屋上。バットマンは手がかりを探していた。逃げるヨーヨー。バットマンヴィランを組み伏せ、締め上げてジョーカーの居場所を尋ねる。デント検事の子供がジョーカーに誘拐された。一刻も早く居場所を突き止めなければならない。返ってくるのは威勢のいい返事。バットラングを取り出してヴィランのバイザーに傷をつける。二度とは聞かない、その言葉に答えることなく、ヴィランは殺せと叫んだ。バットマンはビルからヴィランを突き落とした。

ヴィランが地面に激突する直前にサイボーグが助ける。サイボーグは屋上に昇り、バットマンに話しかける。バットマンヴィランは「足を滑らせた」のだと言う。

サイボーグはそのことを責めにきたのではなかった。ワンダーウーマンとアクアマンがヨーロッパで始めた戦争を止めるために政府の命令でヒーローを集めていた。サイボーグは他のヒーローとの通信チャンネルを開き、みなの意見を聞いた。中には反対するものもいたが、多くは「バットマンがいるなら」と協力的だった。しかし、バットマンは参加を拒否した。去っていくバットマンを見て次々に参加を取りやめるヒーローたち。サイボーグの呼びかけは失敗に終わった。


再びキーストーンシティ。バリーは妻、アイリスのオフィスに来ていた。アイリス・アレンはおらず、そこにいたのは他に恋人のいるアイリス・ウェストだった。黙ってその場を去るバリー。世界は確実に変質していた。バリーは唯一変わらないバットマンを探しにゴッサムへ向かうのだった。


ゴッサムのウェイン邸。荒れ果てた屋敷。だが、変わらず柱時計の裏にバットケイブへの入り口があった。ケイブの作業台にはユーティリティ・ベルトが。辺りを見るとガラスケースに入れられた銃と親子の写真。

いきなりバットマンに襲われるバリー。ブルースに止めるように言うバリー。バットマンは言う「ブルースは死んだ」バリーは気づく。ゴッサムの街灯の下に倒れたのはブルースの両親ではなく、ブルース。そして、自分の目の前にいるバットマンブルース・ウェインの父、トーマス・ウェインなのだと。


まとめ

フラッシュの他の話を読んでいないと分からないことですが、フラッシュは制約がありますが過去への移動が可能です。リバース・フラッシュはフラッシュより制約なく過去に移動できます(そもそも彼は21世紀から見ると未来人)。

過去への干渉は双方ともに制約があり、リバース・フラッシュはフラッシュが存在したおかげでリバース・フラッシュになれたので、フラッシュを殺してしまうと自信がリバース・フラッシュになれません。そのため、フラッシュの周りの人が主に被害を受けていました。世界が変わったということはおそらく、どこかの時点で過去が改変されたのでしょう。


この世界ではワンダーウーマン率いるアマゾネスとアクアマン率いるアトランティス人が覇権を争っています。そのきっかけは


Flashpoint: The World of Flashpoint Featuring Wonder Woman

Flashpoint: The World of Flashpoint Featuring Wonder Woman

(アクアマンはAmazon.co.jpで取り扱いがありませんでした)


にあります。ワンダーウーマンが海で巨大海洋生物に襲われたところをアクアマンが助けて結婚という流れだったのですが、両者の結婚を快く思わない勢力に阻止され、そのまま戦争へ突入してしまいます。


この世界にもいたバットマンゴッサムの守護者。いささか凶暴性と伝説に誇張された存在になっています。「バットマンは人を殺さない」というルールに反して*1、ビルの屋上から悪人を突き落としたり、バットマンの一言で、ヒーローの参加具合が変わったり。

その正体はブルース・ウェインではなく、ブルースの父、トーマス・ウェイン。ゴッサムの裏路地で殺されたのはトーマスとマーサではなく、ブルース。結果、父のトーマスがバットマンに。トーマスは本職医師だったはずですが、昔のコミックでコウモリの格好をして悪党を殴っていたフィルムが残っていたという話もありました。詳しくは


フラッシュポイント:バットマン (DC COMICS)

フラッシュポイント:バットマン (DC COMICS)


辺りで。ブルース・ウェインバットマンによって誕生したジョーカーもトーマス・ウェインがバットマンのこの世界では別のオリジンを持っています。この話去年のアイズナー賞(アメリカのコミックの賞)を受賞した作品です。フラッシュポイント関連作をまとめて発売されました(2013/06/13 追記)。


そしてサイボーグ。この世界ではアメリカで(お抱えの)最高のヒーロー。サイボーグだけの呼びかけではエレメントウーマンしか着いてこなかったところで人望が伺えます。フラッシュポイントでのプッシュがこの後の世界での待遇に繋がっているのですが、この時はまだそこまではわかりませんでした。

サイボーグに召集されて雁首揃えたヒーローたちもタイインが相当出てますが、Amazon.co.jpにもないし、おそらく邦訳が出ることもないでしょう。シチズン・コールドと、ダークサイドの話は買いましたが、他のタイインに比べて読む優先度は低いと思います。


1号なのでまだまだ風呂敷広げているところで、これからタイイン読まないと本編はダイジェスト風味になっていきますが次も余力があれば感想書いていきたいと思います。

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takkun.hateblo.jp

本文中で紹介した『フラッシュポイント』の関連誌をまとめた本についてのエントリです。

*1:ティム・バートン版をはじめ、色々なところで言われるのでまだ設定が固まってなかった初期の頃に銃で悪人を撃ち殺していたり、バットプレーンから悪人を吊るしているところが取り上げられて「殺してる」と言われますが

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