∀ddict

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スター・ウォーズ: クローン・ウォーズ S3 EP 16-17 「光と闇」「未来の選択」

あらすじ

2000年前に使われていたジェダイの救難信号の出所調査に向かうオビ=ワン、アナキン、アソーカ。出所は不思議な空間だった。

そこはフォースの根源の世界。暗黒面の象徴である兄、光の面の象徴である妹、そして両者の調和を保つ象徴である父がいた。アナキンは年老いた父に代わってフォースに調和をもたらすものの役割を果たせるかの試練を受けるために呼ばれたのだった。

この場所に到着した夜、3人はヴィジョンを見た。

オビ=ワンはクワイ=ガンを見た。クワイ=ガンはアナキンがフォースに調和をもたらすものとして成長できたかをオビ=ワンに尋ねる。オビ=ワンは努力したが、短気で怒りっぽいところがなおらないとこぼす。

アソーカは成長した自分を見た。成長したアソーカは言う。このままアナキンについていくと死が訪れると。また、アナキンによって自分は暗黒面を植えつけられるのだと。信じようとしないアソーカ。

アナキンは母。シミを見た。フォースに調和をもたらすという使命とパドメを守りたいという個人としての気持ち。シミはパドメではなく、使命をとるように告げるが、アナキンはそれを受け入れなかった。


アナキンは課せられた試練を乗り越え、調和をもたらすものとしての資格を得たが、パドメを取り、コルサントに帰ることにした。帰りの船でアナキンは暗黒面の象徴である兄の勧誘を受けた。シスもジェダイも皆殺しにしようというのだ。拒否するアナキン。

目を覚ますと暗黒面はアソーカを連れ去っていた。追うアナキンに、この世界の話はこの世界の人間に相談すべきだと言うオビ=ワン。アナキンは単身居城へと乗り込んだ。

オビ=ワンが相談に戻ると、フォースに調和をもたらすものが倒れていた。光の面の象徴に相談を持ちかけ、祭壇の剣を持って決戦に臨むことになった。

潜入したアナキン。だが、捕らえられたアソーカは暗黒面を植えつけられ、洗脳されていた。ライトセイバーを交える師弟。遅れてやってきたオビ=ワンと光の象徴と調和をもたらすもの。対決の末、祭壇の剣は暗黒面の象徴に奪われてしまい、アソーカの命は失われた。そして、調和をもたらすものが殺されようとしていた。だが、光の象徴は身を呈して剣から父を守った。

妹を殺してしまったことに耐え切れずに叫びながら飛び立ってしまう暗黒面。調和の力は弱まり、光の象徴は死に、暗黒面は解き放たれた。調和をもたらすものとアナキンは光の最後の力でアソーカの命を再び灯した。調和をもたらすものだったはずのアナキンは二度使命よりも自分の感情を優先した。

銀河中が暗黒面に支配される前触れが始まったのだった。

感想

エピソードIIIにつながることが分かっているので、これだけのことが起こったことにしておいたのか、というのが正直な感想。この後アソーカは死んでしまうのでしょうが(エピソードIIIでパドメの死のヴィジョンに怯えていましたし)、エピソードIII以前に運命が決まっていたことになる象徴的なエピソードでした。

完全な後付けですが、この2話を見てエピソードIIIを見ると大分見方が変わると思います。というよりはエピソードIIIの冒頭の状態を解説できるようにエピソードが積み重ねられているので、より解説がオーバーラップしているのですが。